●オンラインビジネスで利益が３倍になるしくみとは？

・オンラインビジネスのメリットを活用する

「収入を増やしたいけれど、何から始めたらいいのかわからない」

「新たなチャレンジに不安があり、なかなか踏み出せない」

　こういった悩みをお持ちではありませんか？

　前回のコラムでは、働き方を「雇用タイプ」「専門家・職人タイプ」「起業家タイプ」「経営者タイプ」の４つに分類できることをご紹介しました。

　それぞれのタイプには独自の悩みがあり、オンラインを活用することで得られるメリットもあります。

　今回は、サロン経営を例にあげて、「専門家・職人タイプ」と「起業家タイプ」の違いについてお話しします。

・「専門家・職人タイプ」は時間を確保できる

　サロンでは「スタッフ」として活動している人が多いのではないでしょうか。

　スタッフの皆さんが直面している悩みの多くは、時間やお金が足りないということです。

　また、自分の仕事に対して、まだ十分な自信を持つことができていない人もいるかもしれませんね。

　　専門家・職人タイプの人たちがオンラインビジネスを取り入れることで、時間を効率的に確保することが可能になります。

　その結果、提供するサービスのクオリティを上げ、収入を増やすことにつながるのです。

　また、新たなお客さまや仲間との出会いが増え、自然と自信も培われていきます。

・「起業家タイプ」には講師業がおすすめ

　起業家タイプの人は、オンライン講師として活動し、さらに講師を育てていくことをおすすめしています。

　起業家タイプは次の３つに関することが大きなお悩みです。

・集客

・セールス

・高単価商品がないこと

　これらは、オンラインビジネスのしくみを学ぶことで解消できるでしょう。

　セールスのプロセスが確立されることで、集客に費やす時間が大幅に削減されます。

また、高単価商品を導入することで、売上の向上も期待できますよ。

　こうした利点を考えると、リアル店舗での働き方に、オンラインビジネスを取り入れてみたくなるのではないでしょうか。

・オンラインビジネスには２つのステップが不可欠

　オンラインビジネスを始めるときは、次の順番で進めていくのが得策です。

・ステップ１：顧客をつくる（女性目線での集客方法）

・ステップ２：商品をつくる（高単価、高付加価値の商品づくり）

　この順番でオンラインサロンをつくり、リアル店舗とは別にオンラインビジネスだけで、年商１０００万円を目指しましょう。

　実際に１０００万円を稼ぐ場合、あなたなら次のうちどのパターンを選びますか？

①１０００万円×１人

②５００万円×２人

③１００万円×10人

④１万円×１０００人

⑤１０００円×１万人

　⑤の選択肢は、１万人の集客が必要になるため、現実的ではないかもしれませんね。

　多くの人は「①②③が理想的」と考えるのではないでしょうか。

　ただし、その実現には高額商品が不可欠です。

　オンラインビジネスでは、高額の商品をつくることが難しいと感じている人が多いので、キレイデザイン学では高額商品のつくり方をお伝えしています。

　興味のある方は、ぜひ一緒に学んでみませんか？

・リアル（実店舗）とオンラインを区別する

　実店舗の経営では、売上が上がると同時に、こなさなければならない業務も増えていきます。

　たとえば、お客さまが増えることで、その分、対応にかかる時間が増加します。

　また、対応するためのスタッフを増員する必要が出てくること、光熱費や設備への投資も増えることが考えられるでしょう。

　でも、オンラインサロンでは、売上が増加するにつれて自由な時間も増えるというメリットがあります。

　さらに、家賃や光熱費といった、固定費がほとんどかからないことも大きな違いです。

　そのため、実店舗とオンラインは別々の店舗として考える必要があります。

　実店舗を１号店、オンラインを２号店と見立てると、より理解しやすいかもしれませんね。

　でも、オンラインビジネスは自己流で進めると、失敗しやすいので注意が必要です。

　よく陥りがちなのは、リアル店舗とオンラインを同じように考えてしまうこと。

　たとえば、リアル店舗のお客さまを対象に、店頭の商品をそのままネットで販売するという考え方もありますが、それでは商品は売れません。

　オンラインでは、専用の顧客リストと、オンラインに適した商品を用意する必要があります。

　実店舗のお客さまをオンラインのお客さまにするのは難しいかもしれませんが、オンラインでお客さまになった人は、実店舗にも来てくれる可能性が高いのです。

　オンラインビジネスを活性化させることで、リアル店舗の売上も増やせたら理想的ですよね。

・オンラインビジネスで利益を３倍にする

　先ほどお話ししたように、リアルサロンで売上を伸ばすには、お客さまの増加にともない、どうしても人件費や設備への投資が増えてしまいますが、オンラインの場合は人件費や設備費がほとんどかかりません。

　そのため、オンラインはリアルサロンに比べて３倍の利益を生み出すことが可能です。

　このように、オンラインビジネスでは、低コストで利益を継続的に上げることができるのです。

　うまく組み合わせることにより、リアルとオンラインの両方で、いままで以上にビジネスを活性化させることができるようになります。

　ぜひ新たな一歩を踏み出し、オンラインビジネスを活用して利益アップを実現しましょう。