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●事業計画は「経済×自然のリズム」で立てましょう


  

・事業計画で経済と自然のリズムを味方につける

 

 


「売上は伸びているのに、なぜか余裕がない」

 と感じたことはありませんか?

 


「もっと事業を拡大しよう」

 とがむしゃらに進んだ結果、数字は動いているのに、自分の心身が追いつかないというときは、経営者の努力不足ではありません。

 


 じつは、経営の設計そのものに原因があることが多いのです。

 


 このコラムでは、経済のリズムだけでなく、昔から使われてきた自然のリズムを活用しながら、無理なく成長する事業計画の考え方をお伝えしましょう。

 

 


・ 経営を「経済のリズム」だけで回すと無理が出る

 

 

 先ほどもお話ししたように、数字だけで経営を設計すると、経営者自身が消耗していきます。

 経営の世界では、売上、利益、成長率といった数字がとても重視されます。

 


 もちろん数字は重要です。

 とはいえ、数字だけを基準に経営を続けていると、どこかで無理が生じます

 


 なぜなら、経営者自身も機械ではなく、「人」だからです。

 判断力、集中力、体調、感情には波があります。

 


 経済のリズムは世界と取引するために必要ですが、それだけで経営を回そうとすると、経営者の感覚や状態が置き去りになります。

 その結果、判断ミスや疲弊が増え、長く続かない経営になりやすいのです。

 


 

・ 運気とは「当たるかどうか」ではなくリズムを読む技術

 

 

 わたしがお話ししている「運気」の本質は、旧暦や四季、節気といった自然の巡りを読み解く考え方で、でいわゆる占いの話ではありません。

 


 だからこそ、運気は、経営の流れを把握するための区切りとして、ビジネスに活用することができるのです

 


 昔の人は、農業や商いと自然の流れを連動させて考えていました。

「いまは育てる時期」

「いまは整える時期」

 という判断を、自然の変化から読み取っていたのです。

 


 じつは、この考え方は、すでに現代の経営にも入り込んでいます。

 四半期、年度、決算といった区切りも、もとは自然のリズム、区切りからきているものなのです。

 このように、運気とは感覚論ではなく、経営を区切り、判断をしやすくするための整理技術でもあるのです。

 


 

・ 事業計画は「1年単位」で設計すると現実的になる

 

 

 経営者の仕事は、自然のリズムに合わせて1年単位で回るように設計すると、無理がなくなります。

 


 会社員の仕事は月単位や週単位で回りますが、経営者の仕事は1年単位で回っています。

 


 だからこそ、立ち上げる時期、整える時期、広げる時期、少し抑える時期を区切ることで、経営判断は一気にラクになるのです

 


 これを無視して常に全力で走ると、判断の質が落ちてしまうので注意してください。

 


 自然のリズムを区切りとして使うことで、「いまは何を優先する時期なのか」が見えやすくなります。

 ですから、事業計画も、ただ目標の数字を並べる作業ではなく1年の動き方を決める設計図だと考えると、無理なく現実的に使えるものになりますよ。

 


 

・ 長期視点を持つと経営判断は安定する


 

 10年単位の長期視点を持つと、短期の迷いに振り回されなくなります。


 

 多くの経営者は「3年後はわからない」と言います。

 でも、わからないからこそ、あらかじめ決めたほうがいいのです。

 


 10年という時間軸で見ると、事業はフェーズで考えられるようになります

 立ち上げ、安定、次の展開というようにゴールを決めることで、

「いまは準備でいい」

「来年は広げる時期だ」

 という判断がしやすくなります。

 長期視点はただの未来予測ではなく、現在の決断をブレさせないための軸になるのです。

 


 

・ 事業計画の目的は現場から抜けることにある

 

 

 多くの経営者が、現場から抜けられずに悩んでいます。

 でも、それは能力の問題ではありません。

 時間軸とゴールが設計されていないだけです。

 


 事業計画で、「いつ現場を任せるか」「いつ判断に集中するか」を決めることができると、経営者は役割を変えていくことができます


 

 自然のリズムを取り入れると、人を入れる時期、しくみ化する時期も見えやすくなります。

 結果として、経営が属人化せず、長く続く形になるのです。

 


 

・自然のリズムを使うと経営は続く

 

 

 経営は、経済と自然の両方のリズムを持つことで、無理なく成長します。


 

 数字を追うことは大切です。

 ですが、それだけでは経営者自身が持ちません。

 


 経済のリズムと自然のリズムを両方使うことで、経営は無理なく成長します

 


 1年の事業計画を丁寧に設計するようになると、長期的な判断もしやすくなるはずです。

 そして経営者が無理なく続けられる形こそが、結果的に一番安定した経営なのです。

 


 自然界のリズムと事業の成長をリンクさせながら、長く続く経営を設計していきましょう。

 


 


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