top of page
執筆者の写真大沢清文

●「3分類」に合わせた人材育成で、組織を大きくしましょう

・人材育成に3分類を取り入れましょう



コミュニケーションの悩みは、誰もが多かれ少なかれ持っているものではないでしょうか?

なかでも、経営者の方からは「人材育成」の悩みの声を多く耳にします。



このコラムでも紹介している「3分類」は、人材育成にも活かすことができるのでおすすめです。





 スタッフのタイプに合わせた関わり方をすることで、コミュニケーションが円滑になり、お店の雰囲気全体が明るくなります

 ここからは、「3分類」ごとのよい関わり方や育成方法をチェックしていきましょう。



・MOONは丁寧さを重視する



 MOONの人には、結論よりも、

「なぜあなたにこれを教えるのか」

 という、前置きをしっかり伝えることが大切です。



 丁寧なやりとりを好むため、関わる機会を多くして、

「わたしのことを、きちんと見てくれている」

 と伝わるようにするといいでしょう。

 メールなども一度きりで終わると、そっけなく思われてしまうので、やりとりの回数も多めにすることがポイントです。



 どれだけ人を大切にしたか、というところで評価されるととても喜びます。

「一緒にがんばろうね」と声をかけることで、力を発揮するタイプなので、横にいて伴走する関わり方がおすすめです



・EARTHは数字のやりとりが得意!



 EARTHの人は、MOONとは反対に、ひとりでやらせてあげたほうがいいタイプです。

 まず、結論を伝え、

「何かわからないことがあったら聞いてね」

 と言って、見守るのがいいでしょう。

 やりとりは、数字のキャッチボールがおすすめなので、結果の報告も、数字で評価してあげると喜びます



 指示を出すときは、結論から話して細かく指示を出し、

「何かわからなかったら確認してね」

 と言ってあげると安心します。



・SUNは特別感でやる気が出る



 SUNは、特別扱いされることを好む傾向があります。

 ジェスチャーや表現が大きいSUNには、育成する側もSUNタイプの人に伝えるときは、オーバーリアクションでないと伝わりません



 細かいことを言うよりもゴールだけ伝え、

「あとは任せたから、よろしくね」

 と伝えると、やる気を出してがんばります。



・3分類では、会社を大きくするための相性もわかる



 人材育成のほかに、セールスをするときにも3タイプは有効です。

3タイプにも相性があり、同じタイプの人とは共感しやすいという特徴があるのです。

 たとえば、自分と同じタイプの人のほうが、共感を得られ、契約もとりやすくなるでしょう。



 また、会社を立ち上げるときにも、共感し合える同じタイプの人をパートナーにするとうまくいきやすくなります。

 そして、会社を大きくしていくにつれて、ほかのタイプの人を上手に取り入れていくのがおすすめです。

 タイプに合わせてトップをサポートしてくれるメンバーを構成していくと、ますます会社は拡大していきます



 3分類の調べ方や詳しい内容は、

 でもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。



・MOONの経営者は、MOON→EARTH→SUNの順でメンバーを集める



 立ち上げるときのパートナー:MOON

 大きくなったときのパートナー:EARTH

 拡大させるときのパートナー:SUN



 MOONの経営者の場合、会社を立ち上げるときは、同じタイプで共感してもらいやすいMOONと始めたほうがうまくいきます。



 やがて会社が成長してくると、議論や話し合いが多いMOON同士では結果が出にくくなりがちです。

 そんなとき、MOONにとってEARTHは結果を出して形にしてくれます。



 そして、ただ結果を出すだけでは楽しくないと感じたときには、賑わいやお祭り、イベントなどでさらに拡大してくれるのがSUNです。

 MOONにとっては、最初にMOONを集め、次にEARTH、そしてSUNを集めるようにすると、うまくまわります



・EARTHの経営者は、EARTH→SUN→MOONの順にチームを形成する



 立ち上げるときのパートナー:EARTH

 大きくなったときのパートナー:SUN

 拡大させるときのパートナー:MOON



 EARTHの経営者の場合、最初はEARTHを集めて立ち上げるとスムーズにいきます。

 EARTHを集めると結果は出ますが、成長しにくくなります。

 そこで、ビジネスを一気に広げてもらうために、SUNを集めるのです。

 ただSUNは、広げるのは得意なのですが、とりこぼしも多くなります。

 そのとりこぼしを、しっかり拾ってくれるのがMOONです。

 EARTHの経営者の場合、最後にMOONに入ってもらうことで形になりやすくなります



・SUNの経営者は、SUN→MOON→EARTHの順に組織を拡大していく



 立ち上げるときのパートナー:SUN

 大きくなったときのパートナー:MOON

 拡大させるときのパートナー:EARTH



 最後は、SUNの経営者です。

 SUNが会社を立ち上げるときには、SUN同士が集まるとうまくいきます。

 でも、先ほどもお話ししたように、SUNは大きく広げる反面、とりこぼしが多いのも特徴です。

 さらに、ビジネスを成長させるためには、MOONを集めましょう。

 そこへEARTHに入ってもらうと、形にして拡大してくれるのです。



 また、SUNとEARTHは自分軸で動いているので、あまり相手のことを考えないグループでもあります。

 最後に、相手のことをよく考えてくれるMOONが集まると、うまくまわるようになっていくでしょう



 このように、チームや組織は全員がうまく補完し合って成り立つのです。



・組織は、異なるタイプが補い合うことで大きく成長していく



 いかがだったでしょうか?

 普段のコミュニケーションで苦手な相性の人も、会社経営では、自分の足らない部分を補ってくれるパートナーになってくれます。



 関わり方を意識することで、組織はよりうまくまわるようになるはずです。

 組織の人間関係が良好になることで、いい雰囲気がお客様にも伝わり、結果的に売上も伸びていきますよ



 ぜひ、3分類を活かしたコミュニケーションを取り入れて、人が明るく活気のある組織にしていきましょう。






Comments


bottom of page