・経営者の個性を「3分類」から確認しましょう
あなたは、自分の個性を発揮して仕事をしていますか?
成功している人ほど、自分の個性に合った働き方をしています。
とくに経営者は、その個性が会社のカラーにも影響を与えているのです。
人の個性は、大きく3タイプに分類することができ、わたしたちキレイデザイン協会では、
「MOON」…優しく、おっとりしたタイプ
「EARTH」…しっかり者で、きっちりしたタイプ
「SUN」…アクティブなリーダータイプ
という3分類で分けています。
まずは、自分がどのタイプに当てはまるのか、確認しましょう。
次に、まわりの人のタイプも知ると、いろいろな発見があるはずですよ。
・「MOON」の経営者は、物語をイメージする
MOONの経営者の多くは、「ストーリー経営」や「物語を感じさせるセールス」をしています。
代表的なところでは、スティーブ・ジョブズ、本田宗一郎、ココ・シャネルもMOONタイプです。
ストーリーをつくっていく人なので、前置きが長く「なぜ?」というメッセージがとても強いのが特徴です。
・EARTHの経営者は、結果を出すことに長けている
EARTHの経営者は、成果経営・結果経営が多く、成果や結果を重視します。
一番代表的な例は、ライザップの社長です。
「結果にコミット」という言葉は、EARTHの特徴そのものをあらわしていますね。
粘り強い信念を持ち、結果を出すまであきらめません。
・SUNの経営者は俯瞰したイメージが得意!
SUNの経営者は、世界観を大切にする「世界観経営」をしています。
代表的な人は、三木谷浩史、孫正義。
数字よりも世界を見ていて、映像でイメージすることが得意なタイプです。
類稀なる個性を活かし、広い視野を持って未来を想像します。
このように、成功を収めている人たちは、経営者のタイプによって異なる、それぞれの個性が活かされた経営スタイルを極めているのです。
・MOONの経営スタイルは、人を大切にする
最初にお話ししたように、会社の経営には、経営者のカラーがあらわれるものです。
ここからは、個性が活かされた経営には、どういった特徴があるのか、ご紹介していきましょう。
MOONの経営スタイルは、「人」をとても大切にし、「人材が宝」としています。
売り方の特徴は、とにかく事前準備や情報収集などを入念に行い、段取りが8割というくらい怠りません。
そこで集めた情報を、メンバー一人ひとりに対して丁寧に教えていきます。
しっかり話し合いをしながら、相手のことを思う経営が特徴です。
また、オーダーメイドやオリジナルのものを生み出すことが得意なので、起業初心者の人は手づくりのものが多い傾向があります。
・EARTHの経営スタイルは、結果重視!
EARTHは、結果にコミットするだけあって、とにかく結果を大切に、成果や売上・利益といったところを重視する経営です。
何事も数字にすることが得意なので、お客様の結果が出たかどうかも気になります。
EARTHは、比較検討したあと、割引をして安く売るやり方が得意中の得意です。
いまあるものに価値をつけて、お得に、安く感じる売り方をします。
EARTHの特徴が、よくあらわれているところでしょう。
・SUNの経営スタイルは、広い世界観が特徴的
SUNは、世界観を大切にする経営をします。
価値のあるものを高く売りたいタイプなので、安売りをしません。
SUNの経営者は、付加価値をつけて高く売るのに長けているので、高額商品を多く扱っています。
たとえば、アメリカで流行ったものは、2〜3年後に日本で流行る傾向があるため、それを見越して日本で売ることもあります。
わたしもSUNタイプなのですが、ビジネスは男性から女性に移行すると認識しているので、男性で流行ったものを女性用に切り替えて売るというビジネスのやり方をしています。
SUNは、そういった、いまあるものに価値をつけることが得意なのです。
・3分類を活かして右肩上がりに!
いかがでしたか?
それぞれの個性や経営の特徴を知ることで、経営も発展的になります。
3分類の調べ方や詳しい内容は、拙著でも紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
『びっくりするほど当たる! 12色キャラ診断』『みんなちがって みんなだいすき!』(ともにかざひの文庫)
『10色のカラーでわかる 運気リズム診断』『オンラインで会員制ビジネスを展開したい経営者へ 美しく「億」を稼ぐ本』(Kindle出版)
経営者が自分の個性を知り、それに合った経営方法をすることで、会社のカラーも明確になり、魅力がまわりに伝わりやすくなります。
すると、それを「いい」と思ってくれる人が集まってくるでしょう。
ぜひ個性を活かして、右肩上がりの経営を目指していきましょう。
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