●1億円経営を実現するのは、「商品」ではなく「しくみ」!
- 大沢清文

- 4 日前
- 読了時間: 5分
・商品や集客ではなく経営が回り続けるための考え方を整理する
「売上を伸ばしたい、でも日々の仕事に追われている」
そんな悩みを抱えながら経営を続けている方は少なくありません。
わたし自身も、これまで数多くの経営者と関わるなかで同じ壁に何度も向き合ってきました。
多くの方がつまずく原因は、努力不足ではなく経営の見方そのものにあります。
このコラムでは売上を伸ばせるように、見直してほしい経営の視点についてお伝えします。
目先の数字に振り回されず経営が回り続けるための「考え方」をここで整理していきましょう。
・経営が伸び悩むときに見直すべき視点
経営が思うように伸びないとき、多くの方は商品や集客の強化に目を向けます。
新しいサービスをつくったり発信量を増やしたりと努力を重ねますが、でも、それでも結果が出ない場合、その原因は別のところにあります。
売上が伸び悩む本当の原因は、商品ではなく経営の土台が整っていないことなのです。
経営は感覚や勢いだけでは長く続きません。
また一時的に売上が立ったとしても、再現できなければ不安定になります。
だからこそ、安定して伸びていく経営には、かならず支える構造があるのです。
遠回りに思えるかもしれませんが、まずは、目に見える売上よりも、目に見えにくい経営のしくみに目を向けてみてください。
・売上が伸びないのは能力不足ではありません
経営がうまくいかないとき、
「もっと努力しなければ」
「才能が足りないのでは」
と自分を責めてしまう方はとても多いものです。
でも、それは間違いです。
経営が伸びない理由は、能力ではなく、再現できる流れがないことにあります。
売上が上がった理由を説明できない状態では、次の一手が見えません。
反対に、どの流れで誰が何をした結果、売上につながったのかが整理されていれば、同じ結果を何度でもつくれるのです。
経営とは、偶然を必然に変えていくものです。
そのためには、感覚ではなく構造で考えることが欠かせません。
・1億円経営に必要なのは積み上がる設計
年商1億円規模の経営に共通しているのは、単発の売上に頼っていないことです。
毎回ゼロから集客して売っている状態では、いつか限界がきます。
だからこそ、1億円経営には、売上が自然に積み上がる設計が必要なのです。
・一度きりで終わらない商品構成になっているか?
・お客さまが、次のステップへ進みやすい流れがあるか?
・経営者がすべてを抱えなくても、回る形になっているか?
これらが整うことで、売上は「増やすもの」から「積み上がるもの」へと変わっていきます。
・数字に振り回されない経営者の共通点
経営をしていると、つい売上やフォロワー数や申込数など数字が気になってしまいます。
でも、数字を見ること自体は大切ですが、それに振り回されすぎると、判断を誤りやすくなるので、注意が必要です。
伸びている経営者ほど、数字に感情を乗せません。
数字は現状を知るための道具であり、自分の価値を測るものではないと理解しているのです。
数字が下がったときに焦って施策を変えるのではなく、原因を冷静に整理し、次の一手を考えます。
数字が上がったときも慢心せず、再現できる理由を確認するのです。
あなたはどうでしょうか?
こうした姿勢が、経営を安定させ長期的な成長につながっていきます。
・時間が足りない経営者ほどしくみを持っていない
「時間がない」という悩みは、多くの経営者が口にします。
しかし実際には、時間が足りないのではなく、時間を奪う構造になっていることがほとんどです。
時間不足の原因は、忙しさではなくしくみの欠如です。
経営者がすべてを判断しすべてに関わっている状態では、時間はいくらあっても足りません。
だからこそ、誰がやっても同じ結果になる部分は任せ、自分しかできない仕事に集中する必要があります。
判断基準を言語化し、共有することも重要です。
こうした積み重ねが、時間を生み出し、経営を安定させていくのです。
・経営は足し算ではなく引き算で整います
売上を伸ばしたいと考えるほど、人は足し算をしてしまいます。
商品を増やしサービスを広げ、対応範囲を広げていきます。
でも、経営を安定させるカギは、足すことではなく引くことにあります。
・商品が増えすぎていないか
・対象が広がりすぎていないか
・本来の強みからズレていないか
こういったところを丁寧にチェックしましょう。
不要なものを手放すことで、経営はシンプルになり、判断が早くなり、結果も出やすくなります。
・経営は回る形を先につくる
売上を伸ばしたいと感じたときこそ、目先の数字から一度離れてみましょう。
安定して成長している経営者は、例外なく経営が回る形を先につくっています。
売上より先に整えるべきなのは、経営が自然に回る「しくみ」なのです。
商品を磨くことも、集客をがんばることも大切です。
でも、それらはしくみがあるうえで行うことで、さらに効果を発揮します。
今年はぜひ、自分が動き続けなくても育っていく経営を意識してみてください。
その一歩が、次のステージへ進むための確かな土台になってきます。




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