●高額商品が売れるようになるスタッフの育て方
- 大沢清文

- 9月29日
- 読了時間: 5分
更新日:9月30日
・高額商品を扱えるようになる秘訣とは?
「スタッフに任せていると、高額商品がなかなか売れない…」
「自分ばかりがセールスをしていて、チームが育たない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
経営者は、本来、自分で売る立場ではありません。
スタッフが自信を持って高額商品を提案できるように導き、サポートしていくのが役割です。
でも、現場では「高額商品は売れない」「自分には向いていない」と不安を抱えるスタッフは少なくありません。
高額商品は、会社の売上を伸ばすだけでなく、サービスの質を高め、お客さまにとって本当に価値ある体験を届けるためのものです。
経営者自身が正しい考え方を理解し、日常の言葉や姿勢からそれを伝えていきましょう。
・「高額商品は売れない」という思い込みを外しましょう
多くのスタッフが抱える最初の壁は、
「高いものを売るのは悪いことではないか」
という思い込みです。
高額商品を売ろうとすると、どこか後ろめたい気持ちになり、自信を失ってしまうのです。
でも、考えてみてください。
本当に価値のある商品やサービスであれば、必要としている方にしっかりお届けすることは、お客さまのサポートにつながる重要なことです。
価格は単なる数字ではなく、その商品が持つ価値を映し出すものです。
経営者自身が「高額商品はお客さまの成長やしあわせにつながる」と心から理解していれば、その想いは自然にスタッフに伝わります。
まずは「売ること=悪いこと」という誤解を手放し、「いいものだからこそ堂々と提案する」という考えを、チーム全体に浸透させましょう。
・「集客」よりも「成果」に意識を向けましょう
売れないと悩む人ほど、とにかく人を集めようと考えて、低価格の商品をたくさん揃えています。
でも、お値打ち価格にすると、一時的に数は集まりますが、その先に待っているのは値下げ合戦やサービスの疲弊です。
高額商品を扱うと、お客さまの数は減るかもしれません。
でも、そこで残ってくださるのは「サービスにお金を払う価値を感じてくださる方々」です。
人数の多さではなく、質の高い関係性を重視し、お客さまとより深い信頼関係を築けるように意識してみてください。
すると、結果的に売上は安定し、事業は強く育っていくのです。
・「よかったこと」に目を向ける習慣を育てましょう
販売に苦手意識を持つスタッフは、「断られたらどうしよう」と考え、挑戦そのものを避けてしまいます。
経営者としてできることは、スタッフの日常に「できたこと」「よかったこと」に意識を向ける習慣を取り入れることです。
たとえば、会議の冒頭に「今日のよかったことをひとつ教えてください」と問いかけてみましょう。
または、終業前に1日のなかでうまくいったことを振り返る時間をつくりましょう。
こうした小さな積み重ねが、前向きな気持ちで挑戦する力を育てます。
人は誰でも失敗やマイナスに目がいきやすいものです。
だからこそ経営者が意識的に「よかったことを見つける目」を育てることが大切なのです。
・高額商品だからこそ、サービスの質を高められる
同じ10万円の売上を目指す場合、1万円の商品を10人に販売するのと、10万円の商品を1人に販売するのとでは、かけられる労力と時間が大きく異なります。
高額商品であれば、少数のお客さまにしっかり向き合い、より高品質なサービスを提供できます。
その結果、お客さまの満足度は上がり、リピートや紹介が増えるのです。
つまり高額商品は「売る側がラクをするため」ではなく、お客さまにより質のよい体験を届けるためのしくみでもあるのです。
この視点を理解したとき、スタッフは自信を持って高額商品を提案できるようになりますよ。
・明確なゴールを共有して、ステージアップを描きましょう
最後に大切なのは、ゴールを明確に示すことです。
経営者自身が
「1年後にどんな売上を達成したいか」
「3年後にどのステージに進みたいか」
を数字であらわし、それをスタッフと共有する必要があります。
ゴールを明確にすることで、スタッフの行動は変わり、成果への道筋が具体的になるのです。
「今年はまず3000万円を目指そう」
「3年後には年商1億円に到達しよう」
という具体的な数字を提示すれば、スタッフは何のために高額商品を扱うのかを理解できます。
目標が明確であれば、自然と行動は前向きになり、売上をつくる力も育っていくのです。
・高額商品を扱えるチームが会社を大きくする
経営者にとって大切なのは、自分が売る段階から売れるスタッフを育てる段階への意識転換です。
スタッフが自信を持って高額商品を提案できるようになると、会社の売上は確実に伸び、経営者自身も時間と心に余裕を持てるようになります。
さらにその成果はお客さまの人生を豊かにし、社会全体によい循環を生み出すことにつながります。
経営者の役割は、自分が売れる人になることではありません。
売れる人材を育て、チームをつくることが、年商1億円を目指す経営者に求められる大きな使命なのです。
その一歩を、今日から一緒に始めませんか?

Designed by Freepik



コメント