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●自分のタイプを活かしてセールスを得意にする方法とは?

・セールスは「守破離」でうまくいく

 

 

「セールストークが苦手で、売り上げが伸びない…」

「どうすれば、セールスができるようになりますか?」

 


 その答えは、うまくいく人が実践しているセールスの「型(設計)」にあります。

 


 セールスの設計については、こちらのコラムでもお伝えしているので、併せて読んでみてください。

 


 今回は、誰でも取り組める「守破離(しゅはり)」という考え方をベースに、セールスの苦手意識を和らげ、自分に合った売り方を見つけていくヒントをご紹介しましょう。

 


「守破離」とは、もともと茶道や剣道などの修行の過程をあらわす言葉です。

これをセールスに当てはめると、次のようになります。

守:セールスの「型」を守って身につける

破:できるようになったら少しずつ応用していく

離:最終的には自分のオリジナルスタイルを確立する

 


 いきなり応用やオリジナルを目指しても、うまくはいきません。

 最初は、「型」を守って、設計通りに取り組むところから始めましょう。

 

 

・ツールを混ぜればいいわけではない

 

 

 いくら素晴らしい資格を取得しても、守破離の「守」ができていなければ、ビジネスはうまくいきません。

 


 あなたも自分がお客さまなら、「チーズハンバーグカレーのお店」より、「世界中からチーズを集めた専門店」や「産地にこだわったハンバーグ専門店」や「日本人好みのスパイスカレー専門店」のほうに行きたくなりませんか?

 


 さまざまないいツールを混ぜただけでは、商品は売れないのです

 まずはひとつのことに絞って、「型」であるビジネス設計を固めましょう。

 


 とくに、年収1000万以下の人は、「チーズハンバーグカレーのお店」をつくって、何が強みなのかわからなくなってしまいがちです。

 


 そうではなく、何の専門で、どう集客するか、どう商品を売るか、という流れを丁寧につくるところから始めましょう。

 そして、実践して「これはいける!」と手応えを感じてから、応用をしていくことが大切なのです。

 


 セールスには、この「型」をつくる順番が重要なので、わたしはよく「ツールを混ぜてはいけません」とお伝えしています。

 

 

 

セールスのタイプは恋愛のタイプに似ている

 

 

 セールスは、恋愛にたとえることができます。

 たとえば恋愛では、「自分から告白したいタイプ」と「相手から告白されたいタイプ」がいますよね。

 セールスも同じで、「1対1で売るタイプ」と「講座などで1対多数に届けるタイプ」に分かれます。

 


 これは、以前のコラムでもお話しした「狩猟型と農耕型」という分類で考えると、次のようなタイプに分かれます。


・狩猟型

(恋愛)自分から告白したいタイプ

(ビジネス)1対1で売るタイプ


・農耕型

(恋愛)相手から告白されたいタイプ

(ビジネス)講座などで1対多数に届けるタイプ

 


「自分から告白したいタイプ」の人は、ビジネスでも1対1のクロージングが合っています。

 でもこれは、どちらかというと男性に多いタイプです。

 一方、女性の場合は「告白されたいタイプ」のほうが多いので、1対多数に届ける農耕型のビジネスのほうが合っているのです。

 


 わたし自身は、恋愛も自分から告白して断られるのが嫌で、「相手を待つタイプ」でした。

 ビジネスも農耕型で、お客さまから自然に申し込みいただけるような流れ(ビジネス設計)をつくるほうが向いています。

 

 

 このように、恋愛もセールスも、その人のタイプが反映されます。

 ぜひ、自分のタイプに合った方法を取り入れていきましょう。

 

 

・「傷つきたくないから売らない」という発想になっていませんか?

 

 

 恋愛では、告白してふられたら、誰でも傷つくものです。

 そのため、「傷つきたくないから、告白しない」という人もいます。

 


 同じように、「傷つきたくないから、売らない」とセールスに苦手意識を持つ人も少なくありません

 でも、それでは、ビジネスは伸びていきませんよね。

 


 傷つきやすい人ほど、

「売れないのは、商品がよくなかっただけで自分のせいではない」

と、受け流せるようなマインドチェンジが必要なのです。

 

 

・苦手なことは仲間で補い合う

 

 

 ひとりでは難しいことでも、仲間がいれば乗り越えられることはたくさんあります。

 


 恋愛にたとえると、ひとりでは告白できないときに、まわりの人がそれとなく橋渡しをしてくれるようなものです。

 気になる相手に、

「好きな人はいるの? ◯◯ちゃんのこと、どう思う?」

と言ってもらうことで、うまくいくケースもあるでしょう。

 


 ビジネスも同じで、仲間と一緒にイベントやセミナーを開催し、一緒にクロージングをするとうまくいきやすくなります。

 


 個々に素晴らしいものを持っている仲間同士、苦手なこともみんなで補い合いながら、結果につなげていけたら理想的ですよね。

 将来的には、このような「型」をつくって、ビジネスを拡大していきましょう。

 

 

・自分に合ったセールスの形でビジネスを変えていく

 

 

 いかがでしたか?

 セールスが苦手な人ほど、自分のタイプに合ったセールスの「型」を知らないケースが多いものです。

 

 

 まずは、自分のタイプを活かせる「型」を知って、守破離のステップの「守」を意識してみましょう。

 


 セールスが苦手な人も、「型」が整い、売れる流れができると、ビジネスは自然に伸びていきますよ




 


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