●年商1億円規模を目指すなら、新年に「時間」を整えましょう
- 大沢清文

- 1月5日
- 読了時間: 5分
・今年をどんな年にしたいですか?
1年のはじめは、気持ちを切り替えやすい節目のタイミングです。
「今年こそは余裕を持って働きたい」
「経営をもう一段階安定させたい」
と気持ちを新たにする人も多いのではないでしょうか。
しかし現実には、走り続けたまま立ち止まれず、気づけばまた予定に追われている…という繰り返しになってしまいやすいものです。
でもそれは、忙しさの渦のなかにいると、「なぜ時間が足りないのか」と考える余裕さえ失われてしまうからです。
このコラムでは、わたしが年商1億円規模の経営者をサポートするなかで、かならずお伝えしている「時間・人・お金」の整え方をお話しします。
年のはじめは、売上を追い込むというより、1年の土台を整える絶好のタイミング。
ここで経営の土台を整えられるかどうかで、その年の成果と満足度が大きく変わるのです。
・「時間・人・お金」は、順番に満たしていきましょう
経営を安定させたいなら、最初に整えるべきは「時間」です。
経営には「時間・人・お金」の3つが必要です。
そして、とくに重要なのは、それを満たしていく順番。
ビジネスには、「時間」「人」「お金」という3つの要素が欠かせませんが、この順番を間違えると、経営は一気に苦しくなってしまうのです。
「とにかく時間がない」
という相談は、経営者からもっとも多く寄せられるお悩みです。
時間がなければ、人を育てる余裕も生まれません。
そして、人がいなければ、しくみも広がらず、結果としてお金も安定しません。
だからこそ、
「時間を整える → 時間を使って人と仕組みを育てる → その結果としてお金が安定する」
という流れを意識してほしいのです。
焦って「お金だけ」を追いかけるほど、遠回りになります。
まず時間を整え、その時間を活かして人としくみを育てていきましょう。
この順番こそが、長く続く経営の基本なのです。
・経営者自身とスタッフの「時間価値」を意識しましょう
経営者の仕事は、自分とチームの時間を最大化することです。
時間は、すべての人に平等に与えられています。
ただし、経営者の場合は、自分ひとりの24時間ではなく、スタッフや仲間の時間も含めた「総時間」を扱っている立場です。
10人のチームがいれば、1日240時間分の時間があります。
この時間をどう使うかで、売上も、余裕も、未来も変わります。
経営初期は「全部自分でやる」時期も必要ですが、成長段階では引き算が不可欠です。
自分でなくてもできることは手放し、経営者にしかできない判断や設計に時間を使いましょう。
・経営者がやるべきことは、じつは3つだけ!?
経営は「未来・計画・検証」を回す仕事です。
経営者の仕事を整理すると、次の3つに集約されます。
1 未来の姿を決める
2 年間計画を立てる
3 前年と比べて振り返る
多くの方は「先月比」で一喜一憂してしまいますが、経営は「年」で考えることが大切です。
年間行事や市場の流れは、毎年大きく変わるものではありません。
前年を土台にしながら、今年の優先順位を調整する。
この視点を持つだけで、経営はぐっとラクになります。
・年間スケジュールは「大事なもの」から先に入れましょう
スケジュールを立てるとき、多くの人は仕事や予定を先に埋めてしまいます。
そのため、本当に大切なことが後回しになり、疲れだけが残ってしまうケースも少なくありません。
本当に大切なスケジュールは、あとから入れるものではないのです。
わたし自身は、次のように最初に年間スケジュールを決めてしまっています。
1 自分が大切にしたい時間(家族・健康・学びなど)
2 本命となる商品や事業
3 会員制など継続型のビジネス
大切な予定ほど、先に時間を確保しましょう。
この順番で計画を立てることで、日々忙しさに追われる感覚から抜け出せるようになっていきます。
・年初に決めた優先順位が、1年後の姿をつくる
1年の満足度は、年初の計画によって大きく変わります。
以前のわたしは、お金を優先しすぎて、時間の余白がありませんでした。
でも現在は、旅や学びなど、自分が満たされる時間を先に確保するようになりました。
その結果、不思議なことに、ビジネスも安定し、人との関係もよりよくなりました。
時間を整えることは、経営だけでなく人生全体を整えることでもあります。
新しい年のはじめにこそ、ぜひ立ち止まって
「この1年で、何を大切にしたいのか」
「どんな時間の使い方をしたら、年末に満足できるのか」
を考えてみてください。
・年のはじめに「経営の土台」を整えましょう
年のはじめに優先順位を整えることで、1年後の景色は大きく変わります。
時間を整え、人を育て、お金が循環する流れをつくりましょう。
経営は、短距離走ではなく長距離走です。
時間を味方につけ、人とともに成長し、その結果としてお金が巡る、そんな持続可能な経営を、今年はぜひ意識してみましょう。
新しい1年が、あなたにとって実りの多い1年になりますように。




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