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●売り込まずに選ばれる人が大切にする「聞く力」と「決める力」

13 時間前
読了時間: 5分

  

 

・お客さまへの伝え方に迷ったら「何を話すか」より先に決めたいこと

 

 

「もっと自然に商品の魅力を伝えたい」

「売り込むのではなく、お客さまから『それがほしい』と言っていただける関係をつくりたい」

 そんな販売ができたら嬉しいですよね。

 


 もちろん、伝え方を磨くことは大切です。

 でも、わたしは話し方のテクニックを考える前に、確認してほしいことがあります。

 それは、「自分は相手にどうなってほしいのか」と「相手はどうなりたいのか」です

 


 この2つが見えてくると、何を伝えるべきかも自然に見えやすくなります。

 


 

・「何を話すか」より先に、自分の目的を決める

 

 

 講座をしていると、

「お客さまに、どのように声をかけたらいいですか?」

「相手のタイプに合わせて、何と言えばいいですか?」

 といった質問をよくいただきます。

 


 そんなとき、わたしはまず

「あなたは、その人にどうなってほしいのですか?」

 と聞きます。

 


 すると、

「もっと自信を持ってほしいです」

「自分らしく仕事を楽しんでほしいです」

 というように、本人のなかから答えが出てきます。

 


 まずは、この自分の思いを出発点にしましょう。

 


 経営でも同じです。

 何を伝えるか迷っているときは、話し方以前に、自分の目的が曖昧になっていることがあります。

 


「何を言えばいいか」がわからないときほど、「わたしは何を届けたいのか」を先に明確にすることが大切です


 

 目的が決まると、必要な言葉や行動も選びやすくなります。

 

 


・次に、相手が「どうなりたいか」を知る

 

 

 自分の目的が決まったら、次に必要なのは相手を知ることです。

 相手が見えていなければ、どれだけ上手に説明しても、本当に必要な提案にはなりません。

 


 わたしは、お客さまとの関係を「医者と患者」にたとえてお話しすることがあります。

 


 お医者さんも、患者さんの状態を確認せずに、いきなり薬を渡すことはありませんよね。

 


 どこがつらいのか。

 何に困っているのか。

 どんな状態になりたいのか。

 話を聞いたうえで、その方に合った方法を考えます。

 


 わたしが伝えているキレイデザイン学も、わたしは「処方箋」のようなものだと考えています。

 


 人は、一人ひとり、個性も悩みも違います。

 目指している未来も違います。

 お客さまへの提案で大切なのは「何を売るか」から考えることではなく、「相手は何に困り、どうなりたいのか」を知ることなのです

 


 

・同じ悩みでも、必要な「処方箋」は違う

 

 

 たとえば、お客さまから、

「集客がうまくいきません」

 と相談されたとします。

 


 同じ悩みに見えても、目指している未来は人によって違います。

 


 売上を大きく伸ばしたい方。

 現在のお客さまを大切にしながら、少しずつ事業を育てたい方。

 働く時間を増やさず、売上を安定させたい方。

 新しいお客さまを増やすより、リピーターを大切にしたい方もいるでしょう。

 


 だからこそ、同じ「集客」という言葉でも、必要な方法は変わるのです。

 


 ですから、悩みを聞いたあとに、

「どうなれたら嬉しいですか?」

 と、もう一歩先まで聞いてみてください。

 


 いい提案とは、こちらが売りたい商品へお客さまを合わせることではなく、お客さまが目指す未来に合わせて必要なものを考えることです

 


 自分の商品が役立つなら提案し、必要がなければ無理にすすめない。

 そんな姿勢が信頼につながります。

 


 

・ツールに答えを決めてもらわない

 

 

 相手をより深く知るために、ツールを使うこともあるでしょう。

 


 経営であれば、AIやマーケティングデータ、専門家の意見を活用する場面も増えています。

 


 どれも、とても便利なものですが、わたしは「ツールは答えを決めてもらう道具ではない」と考えています。

 


 それは、キレイデザイン学でも同じです。

 運気についても、

「わたしはこれを実現したい。そのために、いまの運気をどう活かそう」

 という順番で決めることが大切なのです。

 


 診断やデータは「答え」ではなく、自分の目的を実現するための判断材料です

 


 ツールが便利になるほど、「最後に決めるのは自分」という軸を持っておくことが、重要なのです。

 


 

・「売る人」ではなく「相談される人」になる

 

 

 経営者が目指したいのは、商品の説明が上手な人だけではありません。

 


 わたしは、

「ちょっと相談してもいいですか?」

 と言っていただける人になることが、とても大切だと考えています。

 


 相談していただければ、相手が抱えている悩みを知ることができます。

 どんな未来を望んでいるのかも聞けます。

 


「どう売ろう」と考えるより、「安心して相談してもらえる関係をどうつくろう」と考えると、販売はもっと自然になるのです


 

 売上はもちろん大切です。

 でも、経営は一度売ったら終わりではありません。

 


 信頼が積み上がるほど、お客さまとの関係も長く続いていきます。

 


 

・「決める力」と「聞く力」で信頼関係を築く

 

 

 迷ったときほど、まず「わたしは何をしたいのか」を自分で決めるところから始めましょう。

 


 そして、

「相手は何に困っているのか」

「どうなりたいのか」

 を丁寧に聞く。

 


 2つが見えてくると、必要な提案が浮かんできます。

 


 自分が何を届けたいのかは、自分で決める。

 そして、相手が何を望んでいるのかは、丁寧に聞く。

 


 この「決める力」と「聞く力」の両方を大切にすることが、お客様から信頼され、自然に選んでいただける経営につながっていくのです。

 


 


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