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●「自走するコミュニティ」をつくりましょう


・コミュニティをつくるだけでは、人は集まらない



 いつも集客に追われない、理想の働き方を手に入れるためには、講座のあとも、継続的につながりを持てるコミュニティに入会していただくことが一番です。



 いまは、講座後にコミュニティを用意して、継続したビジネスへつなげようとする人も増えてきています。

 でも、ただコミュニティをつくっただけでは「講座が終わったら、そこでさよなら」となるケースもめずらしくありません。



 わたしたちが共同主催している「コミュニティオーナー会」が目標としている入会率80%は、かなり高いほうでしょう。



 それを実現するための秘訣は…

1 チームで学ぶ

2 目標を共有する

3 応援してくれる先輩

 …という3つです。



 前回のコラムでは、秘訣その①「チームで学ぶ」についてお話ししたので、今回は残りの2つについてお話ししていきましょう。



・80%の人がコミュニティへ参加する秘訣②〜目標を共有する〜



 仲間と「目的を共有する」ことも、継続的につながりを持てるコミュニティをつくるための秘訣です。



 そのために、講座のゴールには「オンラインフェス」を設定しましょう。

このオンラインフェスでは、チームメンバーと、それぞれのフロント講座への集客を応援し合います。



 では、具体的にどのようにオンラインフェスを開催したらいいのでしょうか?

 オンラインフェスでは、メンバー一人ひとりが、90分のフロント講座をオンライン上で開講します。

 お互いのフロント講座を紹介し合い、視聴者の興味を惹いていきましょう。



 チームメンバーの得意なスキルがそれぞれ違うので、自分の得意な分野で、お互いにサポートし合えるのもいいところです。



 また、開催前は、告知のランディングページと申込ページの作成なども必要です。

 学園祭を思い出して、学生のときのようなノリで、チームメンバー全員で一緒にオンラインフェスをつくりあげていきましょう。



 チームなら、ひとりではできなかったこともできるようになるので、安心してくださいね。



・80%の人がコミュニティへ参加する秘訣③〜応援してくれる先輩〜



 講座に、「サポーター制度」を取り入れていますか?

「オンラインフェス」というゴールに向かうとき、応援してくれる先輩は頼もしい存在です。



 チームのメンバー同士でオンラインフェス開催に向けて実践していく場合、さまざまな課題が出てくるでしょう。

 各チームにひとり、すでにオンライン構築講座を受講してコミュニティオーナー会に入会している先輩に、サポーターとしてついてもらいましょう。



 応援し合うコミュニティにいる先輩たちは、

「受講生のときにサポーターに助けてもらって、とてもうれしかったので、恩返しのためにサポーターをやります!」

 と志願してくれる人も少なくありません。



 また、サポーターとしてチームのお世話をすると、自分が学んでいたときには気がつかなかったことを俯瞰して見ることができるため、

「教える側が一番学べました」

 と言われることも多々あります。



 講座のメンバーさんにも、先輩メンバーさんにもとても喜ばれる制度ですから、ぜひ、取り入れてみてくださいね。



・「会社」との違いを踏まえて「自走するコミュニティ」をつくりましょう



「コミュニティ」と「会社組織」には、根本的な違いがあります。



・会社…給与をもらって働く

・コミュニティ…会費を払って参加する

 


 そのため、会社では、社員は上司からの指示を遂行することを求められます。

一方、コミュニティは「自分の夢や目標を、仲間と一緒に叶える場」を求められるのです。



 会社はピラミッド型なので、どうしてもイス取りゲームのようになってしまうところがあります。

 でも、コミュニティはそれぞれが自分の目標に向かっていくものですから、ランキングや、ピラミッド形式で競って上位に上がるようなしくみは、避けたほうがいいでしょう。



 コミュニティでは、会社のようにゴール・ルール・組織・プロセスを一方的に決め、役割とタスクを割り当て、進捗を管理しようとしてもうまくはいきません。

 これからは、コミュニティメンバーが自分で考え、判断、行動、自己管理し、結果を出す「自走するコミュニティ」が必要なのです。


 

 3つの秘訣(チームで学ぶ・目標を共有する・応援してくれる先輩)を活用して、講座後にこの「自走するコミュニティ」がつくれたら理想的ですよね。

 


 それぞれが主体になって、仲間と一緒に夢や目標を実現していくコミュニティづくりを一緒に目指しませんか?




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