●新規事業の成功を左右する「最初の仲間」の見つけ方!
- 大沢清文

- 3 日前
- 読了時間: 5分
・次のステージに進む経営者が最初に考えるべきこと
ビジネスが安定してくると、経営者には「次に何を仕掛けようか」と考え始めるタイミングがあります。
売上は伸びていて、しくみも回っている。
でも、同じことを続けているだけでは、どこか物足りなさを感じる。
もう一段階大きな世界を見てみたいと感じるときこそ、新規事業でビジネスを始めるタイミングです。
このコラムでは、新しい事業やプロジェクトを立ち上げるとき、わたしがもっとも大切にしている「最初の仲間づくり」についてお話しします。
・新規事業の仲間に必要なのは理解ではなく姿勢
新しいことを始めるとき、多くの人が「誰とやるか」でつまずきます。
スキルがあるか?
経験があるか?
実績があるか?
もちろん、それらも大切です。
でも、新規事業の段階で必要なのは、そこではありません。
新規事業で本当に必要になるのは、内容をどれだけ理解しているかではなく、可能性を信じる姿勢です。
新規事業では、内容が決まっていることはほとんどありません。
ですから、わたしが話すときは「こんなことやりたいんだけど」とイメージの段階で声をかけます。
そのときに、短く「はい、喜んで」と返ってくるかどうか。
その一言を、わたしはとても大切にしています。
・「運営」向きのタイプもいる
「何をやるんですか」
「具体的にはどうなるんですか」
「それって本当にうまくいきますか」
というように聞く人も、悪い人ではありません。
ただ、その人はいま、チャレンジするフェーズではないだけです。
このようなリスク回避ができるタイプの人は、チャレンジよりも、事業が安定したあとの、運営や継続に長けています。
新規事業のスタートではなく、具体的に何をするのかが見えてきた段階で入ってもらうのがおすすめです。
・否定する人を新規事業に入れてはいけない理由
新規事業のときに、一番入れてはいけないのは、否定から入る人です。
「それは無理じゃないですか」
「失敗したらどうするんですか」
「やめたほうがいいと思います」
こうした言葉が出てくる背景には、強い不安があります。
不安が強い人が入ると、立ち上げのスピードが落ち、決断も鈍り、前に進まなくなってしまうのです。
でも、新規事業は正解を出すのではなく、可能性を広げるチャンスです。
守る人、整える人、管理する人は、次のフェーズで必要になりますが、最初から入れてしまうと、立ち上げが失速します。
新規事業でビジネスをするときは、
「おもしろそうだね、やってみようよ!」
と言える人とだけ組むことが大切です。
・最初のひとりは内容ではなく波長で選ぶ
最初に組む人は、とても重要です。
わたしが最初のひとりを選ぶ基準は、とてもシンプルです。
「興味ある?」
それだけでいいのです。
そこでは詳しい内容の説明はしませんし、メリットも語りません。
わたしがやろうとしていることに、興味を持ってくれるかどうかだけを見ています。
新規事業は、スキルで始めるものではありません。
「この人がやるならおもしろそう」
「一緒にやってみたい」
そう思えるかどうかです。
未来をつくれるかどうかは、能力よりも、最初の姿勢で決まります。
その波長が合うかどうかを見て、仲間を選びましょう。
・リスクを最小限にするからチャレンジできる
このように話しているわたし自身、
「特別に勇気があるから、新規事業に取り組めている」
というわけではありません。
最初から傷を負わない設計にしているので、挑戦ができるのです。
お金を大きくかけない。
固定費を持たない。
箱を先につくらない。
投資するのは、自分の時間です。
やってみて、確かめて、違うと思えば、静かにそっとやめる。
それでいいのです。
新規事業は、成功か失敗かではなく、ひとつの実験です。
実験だと思えると、失敗を怖がりすぎることなく、何度でも挑戦できるようになるのです。
・大きな失敗から学んだ小さく始める経営
じつは、以前のわたしは、真逆のことをしたことがあります。
エステサロンを始めたとき、約2000万円をかけて、完璧なお店をつくりました。
立地も、設備も、オペレーションも万全で、これは絶対にうまくいくと思っていました。
でも、結果はうまくいきませんでした。
理由は、とてもシンプルです。
お客さまがいなかったから。
この経験から、どれだけ素晴らしいものでも、お客さまがゼロなら、それは「趣味」になってしまうのだと痛感しました。
この経験から、最初にリスクを背負わないという原則を、徹底するようになったのです。
・新規事業は姿勢で決まる
新規事業で大切なのは、正解を知っていることではありません。
可能性を否定せず、信じること。
わからないけど「やります」と言えることです。
未来をつくるのは、スキルではなく、その人の「姿勢」なのです。
新規事業の成功は、まず行動できるかどうかできまります。
わたしはこれからも、そういった仲間とともに、時代に合ったチャレンジを続けていきたいと思っています。




コメント