●売上を上げたいのなら、まず仲間を増やしましょう
- 大沢清文

- 2 日前
- 読了時間: 5分
・「人の力」が経営を支える
「集客しないと売上が落ちてしまう気がする」
「やることが多すぎて、本当にこれでいいのか不安になる」
こんな悩みを抱えている経営者の方は、とても多いです。
わたし自身も、エステサロンを経営していた頃は、毎日が「集客」「売上」の2つに追われ、気持ちが落ち着く日がありませんでした。
ですが、あるとき気づいたのです。
経営を支えているのは数字ではなく、人の力であることに。
経営はひとりでは続けられません。
一緒に歩む仲間や応援してくれる人が増えていくほど、ビジネスは長く育っていきます。
今回は、わたしが長い経営のなかでもっとも大切だと感じている「仲間づくり」「徳を積む」「運を上げる」この3つを通して、ビジネスを拡大する方法をお伝えします。
・マネジメントができないと売上は伸びない
経営者の売上は、「自分ひとりの努力量」ではなく、仲間がどれだけ増えるかで決まります。
経営者の仕事は、大きく分けて3つあります。
それは、マーケティング(集客)・セールス(販売)・マネジメント(仲間を増やす)です。
とくにマネジメントは、ビジネスの拡大に欠かせません。
どれだけ売れる人であっても、経営者ひとりの体力には限界があるからです。
だからこそ、わたしは
「経営者がマネジメント力を磨くほど、売上が伸びる」
とお伝えしています。
仲間が増え、任せられる仕事が増え、時間が生まれると、ビジネスは自然に成長していくのです。
・経営者は「仲間と仕事をする未来」を描きましょう
「集客しないと売上が下がる」
「自分ひとりががんばらないといけない」
そんな考えに縛られていた頃、わたしはずっと苦しんでいました。
でも、売れる商品を探すのではなく、一緒に届ける仲間を探すという方向に発想を変えたところ、行動が一気に変わりました。
・コミュニティをつくる
・ビジョンを共有する
・仲間が輝ける場を準備する
・任せられるしくみをつくる
こうして人が育つようになると、経営の負担は驚くほど軽くなりました。
経営者は、自分ひとりで走り続けるのではなく、「誰と走るか?」を決めるのが役割です。
仲間が増えるほど、ビジネスは長く続き、安定し、愛される形に育っていきます。
・運を上げる人はかならず「徳」を積んでいる
松下幸之助さんが残した言葉があります。
「徳は返ってくる場所を選ばない。だからこそ、出会う人すべてに徳を積みなさい」
わたしはこの言葉に深く影響を受けました。
どれだけスキルがあっても、どれだけ戦略を練っても、最後に経営を支えるのは運です。
そしてその運は、かならず「徳」から生まれます。
・誰かの成功を心から応援する
・見返りを求めず助ける
・困っている人へ手を差し伸べる
こうした行動をしている人は、自然とまわりから応援されます。
逆に、徳を積んでいない人には、人も応援も集まりません。
わたしの協会が10年以上続き、多くの先生方が成功されているのは、仲間同士がお互いに徳で支え合っているからです。
・コミュニティで応援し合う環境をつくりましょう
コミュニティは、ただ集まるだけの場所ではありません。
そこにいる全員の運を上げる場所です。
運は、ひとりより、仲間と一緒のほうが、何倍も上がりやすいのです。
コミュニティの空気が温かいほど、挑戦しやすくなり、チャンスが集まり、自然とビジネスが拡大していきます。
だからこそ、経営者は、「人が育つ場」「人が輝く場」をつくることに力を入れて取り組みましょう。
・紹介が生まれる経営は信頼されている証
紹介が増えるということは、信頼されているということです。
売り込みではなく、自然にお客さまが増える経営になります。
紹介が生まれる人には特徴があります。
① 相手に関心を持つ
② 大切に扱う
③ 期待を超える対応をする
④ 感謝を惜しまない
⑤ 徳を積む
これだけで、人は自然と応援したくなるのです。
また、紹介で来るお客さまは価値観が似ているため、関係性が深まりやすく、長く続くお付き合いができます。
わたしが経営者におすすめしたいのは、広告で集める経営ではなく、紹介で育つ経営です。
心地よい関係の中で広がるビジネスは、あなた自身もしあわせにします。
・仲間と徳が、経営を未来へ運ぶ
経営者に必要なのは、仲間を育てるマネジメント力です。
売上よりも、長く続くコミュニティの土台をつくりましょう。
徳を積む人は、かならず応援され、運が強くなります。
紹介が増える経営は、あなたも相手も豊かになります。
経営を安定させたいと願うときこそ、数字よりも仲間に目を向けてください。
仲間とともに運を上げ、徳を積み、未来に続くビジネスを育てていく。
それこそが、わたしが実践し、皆さまに一番お伝えしたい 続く経営の本質なのです。
あなたのビジネスで、あなた自身をしあわせにし、まわりの人たちも豊かにし、そして未来へつなげていきましょう。

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