●迷わない経営者は「決め方」を知っている
- 大沢清文

- 13 時間前
- 読了時間: 4分
・迷いが減ると経営は自然と軽くなる
「いまは動くべきか、待つべきか?」
「どちらを選べばいいのか?」
経営をしていると、日々の判断に迷う場面は少なくありません。
選択の積み重ねが結果をつくるからこそ、迷いは精神的に大きな負担になります。
だからこそ、迷う機会を減らすことが、経営者の負担を減らし、経営を安定させるカギなのです。
じつは、迷いが少ない経営者ほど、自分なりの「決め方」を持っています。
今回は流れに乗るための「選択の基準」についてお伝えしましょう。
・正解を探すほど迷いは増えていく
多くの方は、判断するときに正解を探そうとします。
「どちらが正しいのか」
「どちらが失敗しないのか」
情報を集め、比較し、できるだけ間違えない選択をしようとするのです。
ただ、この考え方だけでは、いつまで経っても迷いはなくなりません。
正解を探すほど、選択肢は増え、迷いは大きくなってしまうのです。
それは、経営には「唯一の正解」が存在しないからです。
状況も人も変化するなかで、ひとつの正解を見つけることはできません。
だからこそ、経営者に必要なのは「正解」ではなく「決め方」なのです。
・「決め方」を持つと判断はシンプルになる
迷いが少ない経営者は、判断の軸を明確に持っています。
その軸に照らして選んでいるため、決断がとてもシンプルなのです。
(例)
・自分が納得できるか
・長く続けられるか
・関わる人がよくなるか
このような基準を持っていると、選択は自然と絞られていきます。
判断基準があることで、迷いは自然と減っていきます。
判断の軸は、「理念」と置き換えてもいいかもしれません。
理念がぶれなければ、状況がどんなに変化しても、外からの情報に振り回されることも少なくなり、自分の軸で進めるようになります。
・流れに合っているかを見る
判断をする際、わたしがとくに大切にしているのは、「流れに合っているか」どうかです。
同じことを行っても、タイミングによって結果は大きく変わります。
うまくいくとき、物事は驚くほどスムーズに進みます。
一方で、合っていないときはどれだけ努力しても、なかなか前に進みにくくなります。
流れに合っている選択は、無理なく進み、結果につながるものなのです。
そのため、大きな判断をするときは、その内容だけでなく、いまのタイミングに合っているかも見るようにしましょう。
焦って動いていないか。
流れに逆らっていないか。
その感覚を確認することで、判断の質は大きく変わります。
・感覚を使うと、決断は整っていく
経営では論理も大切ですが、それだけでは判断しきれない場面も多くあります。
そこで、最後に必要になるのは「自分の感覚」です。
・見たときにしっくりくるか?
・やりたいと感じるか?
・違和感がないか?
自分の感覚は、流れを捉える大切なセンサーになります。
でも、この感覚は、忙しい状態では鈍くなります。
だからこそ、経営者は、日々のなかで自分を整える時間も必要なのです。
・静かな時間を持つ
・呼吸を整える
・余白をつくる
そうした習慣が、判断の精度を高めていきます。
・迷わない人は完璧を求めません
迷いが多い方ほど、失敗しない選択をしようとします。
完璧な判断を求めてしまうのです。
ただ、経営において「完璧な選択」は存在しません。
大切なのは、完璧な選択ではなく、決めたあとに整えていくことです。
動きながら必要な修正をすることで、流れは整っていきます。
だからこそ、最初からすべてを決めようとする必要はありません。
まず決める。
そして進みながら整える。
その繰り返しが、成果をつくるのです。
・決め方が変わると経営は変わる
ここまでお伝えしてきたように、迷いをなくすために必要なのは、正解ではなく決め方です。
正解を探すのではなく、自分の基準を持つことが大切です。
そのうえで、流れに合っているかを見る、感覚を大切にする、その積み重ねが迷いの少ない経営につながります。
そして、判断に迷う時間が減ると、エネルギーを本来使うべきところに使えるようになります。
これからの経営をより軽やかに進めるためにも、自分なりの決め方を見直してみてください。
その判断軸の変化は、あなたが次のステージに上がるきっかけになるはずです。




コメント