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●ビジネスで成功するために大切な「3つのポイント」

・「あり方」「やり方」「ツール」が成功のカギ



 ビジネスで成功するための秘訣は、何だと思いますか?

 わたしが考えるポイントは、大きく3つあります。

 それは、「あり方」「やり方」「ツール」です。



 ひとつ目の「あり方」は、「戦略」という言葉のほうが男性にはわかりやすいかもしれません。

 ただ女性の場合は、「戦略」という言葉は強く感じてしまい、身構えてしまう人もいるでしょう。そのため、いまは「戦略」より、「あり方」や「マインド」という表現が使われることも増えてきました。



 ふたつ目の「やり方」は、男性目線では「戦術」といわれるものです。これも、女性は「やり方」と言うほうがしっくりくる人が多いでしょう。



 3つ目は「ツール」。これは、SNSに置き換えるとFacebookやInstagramといった「道具」にあたります。


 ◎あり方

 ◎やり方

 ◎ツール


  この3つのポイントは、どれもビジネスで成功するために欠かせないものです。

  そのなかで、あなたはどこに力を入れているでしょうか?

  うまくいっている人には、ここに共通点があります。



・「ツール」をどう活かすかは、「あり方」次第



 成果や取り組み方がわかりやすいため、「ツール」や「やり方」に目を向けている人は多いものです。

 実際、ビジネスを展開していく際、FacebookやInstagramを「ツール」として使う場合と使わない場合では、使ったほうが、圧倒的に成果が出やすくなります。



 でも、成功している人、長く継続して発展している人ほど、「ツール」より「あり方」を大切にしています。なぜなら、「ツール」は「あり方」によって、よくも悪くもなってしまうものだからです。

 ですから、ビジネスで成功するには、「ツール」や「やり方」の前に、まず「あり方」の部分を整えることが先決なのです。



 たとえば、切れ味のいい包丁は、「ツール」にあたります。

 そして、その包丁を使いこなすテクニック(やり方)を学び、料理を覚えたとします。このとき、

「おいしい料理をつくりたい」

 という気持ちが「あり方」(マインド)です。

「あり方」の整っている人が使えば、包丁はまわりの人をしあわせにする道具になるのです。



 でも、包丁を使う人の「あり方」に憎しみがあると、どうでしょうか?

 包丁は「あり方」次第で、他人を傷つける道具に変わってしまうこともあるのです。



 車も、通常は遠くまで人やモノを運んでくれる便利な「ツール」です。

 でも、高性能な車、優れたドライブテクニックがあったとしても、ドライバーの「あり方」が間違っていたとしたら、人の命を奪う道具に変わってしまいます。

 車も使う人の「あり方」が整っているからこそ、みんなにしあわせを運んでくれる「ツール」になるのです。



 このように、「ツール」は使う人次第で、プラスにもマイナスにもなります。

「あり方」がマイナスであれば、どんなに「いいやり方」も、どんなに「いいツール」もすべてマイナスになってしまうのです。



・「あり方」を整えるとプラスに変化していく



 先ほどの例からもわかるように、「あり方」「やり方」「ツール」の3つのポイントは掛け算になっています。



 そして、そのなかでも、「どうあるべきか」という「あり方」がもっとも大切です。

 でも、ビジネスにおいて、多くの人はつい

「手っ取り早く稼ぎたい」

 と思ってしまうもの。「やり方」や「ツール」にこだわって、失敗してしまうのです。



 FacebookやInstagramといった便利でいい「ツール」があり、いい「やり方」をしていたとしても、本人のあり方が間違っていたとしたら、結果的にはマイナスになってしまいます。そのために、会社が赤字になってしまうケースもあるでしょう。



 だからこそ、最初に「あり方」を整えることが、ビジネスの成功には不可欠なのです。



・つい目先の「ツール」を頼っていませんか?



 頭痛がするとき、すぐに頭の痛みを治したくて、「頭痛薬がほしい」と考える人も多いのではないでしょうか?



 同じように、ビジネスでもすぐに結果が出るもの、効果が出るものがほしいと思ってしまいがちです。

 でも、頭痛薬(ツール)は一時的な解決方法です。

 飲み続けていると、次第に効果が感じられなくなり、もっと強い頭痛薬が必要になってしまうケースもあるでしょう。

 それは、頭痛が起こる原因や自分の体質を知らずに、そのままにしてしまっているからです。



 ビジネスの場合も、すぐに問題解決の「ツール」に頼るのではなく、まず自分がどのような状態にあるかを知り、「あり方」を整えていくことがとても大切です。

 


 人を応援する、目の前のひとりを大切にするといった当たり前のことをすることで、「あり方」は次第に整っていきます。

 そうすると、ビジネスもうまくいき、伸びていくようになるでしょう。



・「効率のいいやり方」では継続にはつながらない

 


「あり方が大切だ」

 と頭ではわかっているつもりでも、ついつい「やり方」を求めてしまっていませんか?



 ビジネスで大切なのは長く継続することです。

 長くお付き合いするためには、お互いに毎日一緒にいても心地よい人のほうがいいでしょう。

 それにもかかわらず、ビジネスの場合、多くの人が1年後の2万円よりも、今日確実にもらえる1万円がほしいと、「お互いが心地よくいられるやり方」ではなく「効率のいいやり方」で仕事をしてしまいます。



 ビジネスで困っているときに「あり方」を問われるのは、歯が痛くて、すぐに治してもらいたいときに

「この歯はなぜ虫歯になったのか?」

 と聞かれているようなものかもしれません。面倒くさく感じる人もいるでしょう。



 でも、「やり方」よりも「あり方」を大切にすることで、確実に環境が変わっていきます。

 あり方を整えていくことで、長くお付き合いできる人が集まり、結果的にビジネスはうまくいくものなのです。



「〇〇するだけでうまくいく!」

「効率的に、無駄をなくそう」

 と声高に言われるものに流されて、大事な「あり方」を疎かにしてはいませんか?

 


「あり方」「やり方」「ツール」の成功の3つのポイントは、「あり方」次第で大きく好転していきます。

 ぜひ、いまから人を応援し、目の前の人を大切にして、自分の「あり方」を整えていきましょう。







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