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●時代を切り開くには「役割分担」と「コミュニティ」が不可欠!


・新しい時代の働き方を受け入れる

 

 

「自分ががんばらなければ、組織がまわらない気がする…」

「人を育てたいのに、うまくいかない…」

 こんなふうに、働き方や人との関わり方に迷うことはありませんか?

 


 とくに近年は、時代が変わるなかで働き方も多様化し、従来のやり方が通用しにくくなっていると感じている方も多いのではないでしょうか。

 


 時代をあらわすもののひとつに、テレビCMがあります。

 昭和に流行した、「24時間戦えますか?」というCMのフレーズを、覚えている方も多いかもしれませんね。

 


 昭和のいいところは、上司が部下を育てるという文化が根づいていたことです。

 上司が部下に対して飲み物や食べ物を振る舞い、お金も時間もかけて育てる、そんな温かさがあったのです。

 その反面、「24時間戦えますか?」とモーレツに働くことが美徳とされ、「上司の言うことは絶対」という風潮もありました。

 


 でも、令和は多様性の時代なので、上司にも何が正解か判断できず、一人ひとりが自ら学び、自ら選択するスタイルが必要になってきています。

 このような時代の流れに合わせて、柔軟に進化し、新しい時代に適した働き方を考えていきましょう

 

  


・トップは「あり方・考え方」、現場は「やり方・スキル」で伸びる


 


 昭和から平成を経て令和になった現代は、自由で個性を活かせる素晴らしい時代です。

 一方で、昭和にあったような、育ててもらう安心感は薄れてきています…。

 また、上司から「こうすれば売れる」というやり方を教わるだけでは、成果が出なくなってきました。

 


 では、どうすればいいのでしょうか?

 そのひとつの方法が、組織での「役割分担」を明確にすることです。

 


 これからのトップは、「あり方」「ビジョン」「なぜやるのか」を熱く深く語り、メンバーが安心して挑戦できる「場」をつくりましょう

 


 そして、現場を支えるメンバーは、「具体的なやり方」や「スキル」を主体的に学び、実践し、仲間と共有しながら、よりよいやり方を取り入れていきましょう

 


 この役割分担のなかで、多様な視点やアイデアが生まれていくのです。

 


・昭和型:会社で、トップ(上司やリーダー)が一方的にやり方を教え込む

・令和型:コミュニティで、全員が役割のバランスをとるのが理想的

 


 これからの時代、上司に従うだけでは成果を出すことはできません。

 現場で習得したことを横のつながりで教え合い、自分もまわりも高め合うことが大切です。

 それぞれの得意を見つけ、役割を分担し、チーム全体で成長していくことを考えましょう。

 

 


・これからは「教育型組織モデル」の時代に!

 

 


 ビジネスは、大きく「会社型組織モデル」と「教育型組織モデル」に分けることができます。

 令和の時代は、教育型組織モデルのコミュニティがますます発展していくでしょう。

 


●「会社型組織モデル」

・1対1のフォロー型

・主に営業職や技術職など、個別のお客さまにサービスを行う

・社長がトップに立つピラミッド型で、上下関係が存在する

・お金を使う雇用型

 


●「教育型組織モデル」

・1対多数のフォロワー型

・学校やコミュニティのように、多くの人に教育を通じて成長をうながす

・チームや仲間で応援し合うフラット型で、成功を目指す

・時間を使う非雇用型



「教育型組織モデル」は、上層部が意思決定を行うトップダウンでも、現場のスタッフが意思決定をするボトムアップでもない、新しい時代に合った組織の形です

 これからは、新しいビジネスモデルでチームをつくり、新しい関係性づくりをしていきましょう。



 実際わたしが代表を務めるキレイデザイン協会では、1対多数で学ぶフォロワー型を取り入れ、学校モデルでビジネスを展開しています。

 

 


・学びを分かち合いながら成長するモデルへシフトしましょう

 

 

 現代のビジネスにおいては、人材育成と即戦力のバランスをとることが重要です。

 でも、実際にはすぐに結果を求められることも多く、余裕を持って育成に取り組むのは難しいのが実情でしょう。

 


 だからこそ、これからは新しい教育型の組織モデルが必要なのです。

 


 たとえば、お客さまが生徒として学び始め、やがて先生となって次の人を育てていく、そんな循環が生まれたら理想的ですよね。

 このビジョンを実現するために、わたしたちは2025年に「カラフルスタイル」という新しい構造をスタートさせました。

 


 10年後を見据え、まずは100人を育てるところから始めています。

 3年ほどの育成期間のあとは、安定した人材の基盤が築けるはずです。

 


 教育から始まる教育型の組織モデルは、1年程度では成果が出ないことも多く、途中で諦めてしまう人も少なくありません。

 でも、長い目で見ると、質の高い人材を育てることが組織を盤石にしてくれます。

 育成には時間も労力も必要ですが、それは未来への投資なのです

 


 昭和の教育のよさを取り入れて、ゆっくり関係性を育みつつ、強固なチームをつくりましょう。

 

 


・分かち合いながら育てる、これからの組織づくりへ

 

 


 時代の変化とともに、働き方も、組織のあり方も、変わり続けています。

 トップはビジョンを語り、メンバーは学び合い、チームで育て合うしくみこそが、時代の変化を乗り越える力になるのです。

 


 これからのビジネスは、「ひとりでがんばる」時代から「役割を分かち合う」時代へ変わってきています。

 3年後、10年後の可能性を切り開く一歩を、ともに踏み出しませんか


 


 

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