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●成功する前に「しあわせ」の土台をつくる

10 分前
読了時間: 4分

 

 

・売上を伸ばし続けても満たされない経営者が見直したいこと

 

 

「事業を成長させながら、毎日の仕事も人生も楽しめる」

「売上が伸びたときには心から喜び、次の目標にもワクワクしながら進んでいける」

 経営者であれば、そんな豊かな成功を目指したいですよね。

 


 でも、売上や事業規模が大きくなれば、自動的に心まで満たされるわけではありません。

 


「もっと、もっと」と外側だけを満たそうとしていると、どこまで行っても「まだ足りない」という状態が続いてしまいます。


 

 だからこそ、経営者は外側の成功だけではなく、自分の内側を満たすことも大切なのです。

 


 

・「成功」と「しあわせ」を分けて考える

 

 

 事業を成長させたい。

 もっと売上を伸ばしたい。

 いい家に住みたい。

 好きな場所へ旅行したい。

 これらは、どれも素敵な目標です。

 


 ただ、わたしは「内側が満たされること」と「外側が満たされること」は分けて考えています。

 


・内側が満たされることが「しあわせ」

・外側が満たされることが「成功」


 

 このように分けたとき、どちらかひとつを選ぶ必要はありません。

 両方あっていいのです。

 


 ただ、外側の成功を心から楽しむためにも、先に自分の内側に「しあわせ」の土台をつくっておくことが大切です。

 


 成功を諦めるのではなく、内側を満たしながら、外側の成功も楽しんでいく。

 そんな経営を目指してほしいのです。

 


 

・「ないもの」より「現在あるもの」を見る

 

 

 では、自分の内側を満たすには、どうしたらいいのでしょうか?

 


 わたしが大切にしているのは、「現在あるもの」に目を向けることです。

 毎日、ご飯を食べられる。

 安心して眠れる場所がある。

 仕事ができる。

 自分のやりたいことに挑戦できる環境がある。

 


 この考え方は、経営でも同じです。

 新しいお客様がほしい。

 もっと売上がほしい。

 もっとスタッフがほしい。

 そう考える前に、現在のお客様、スタッフ、商品、経験、信頼関係にも目を向けてみましょう。

 


 改めて見てみると、自分がすでにたくさんのものを積み上げてきたことに気づきます。

 


「すでにあるもの」に気づくことが、自分を満たすことにつながります。


 

 自分自身についても、「まだできていない」というところばかりを見る必要はありません。

「ここまで、よくやってきたよね」

 と、自分の価値も認めてあげてください。

 


 

・「もっと」を目指しながら、いまを楽しむ

 

 

 経営者は、目標を達成すると次が見えてきます。

 


 100万円を売り上げたら、次は200万円。

 200万円になったら、次は1億円。

 1億円になったら、次は10億円。

 


 もちろん、それが楽しいのであれば、どんどん挑戦すればいいでしょう。

  


 でも、達成しても一度も喜ばず、「まだ足りない」と感じ続けていたら、いつまで経っても心は満たされません。

 


 理想の家を手に入れても、もっといい家がほしくなる。

 売上が伸びても、さらに上を目指さなければ不安になる。

 それでは、終わりのない旅になってしまいます。

 


「もっと」を目指すことと、「いま、しあわせだ」と感じることは、両立させていいのです。

 


「ここまで来られて嬉しい。では、次はどこへ行こう」

 そんな気持ちで未来を目指せたら、経営はもっと楽しくなります。

 


 

・自分を満たすと、届け方も変わる

 

 

 自分を大切に扱うことは、自分だけのためではありません。

 自分が満たされてくると、まわりの人への関わり方も変わります。

「あの人に何をしてもらおう」ではなく、「あの人に何を届けられるだろう」という視点へ、自然と変わっていくのです。


 

 そしてこれは、商品やサービスを届けるときも同じです。

「売上が足りないから買ってほしい」という気持ちが強くなると、販売にも力が入ってしまいます。


 

 一方、自分が満たされていれば、

「役立つなら伝えたい」

「必要な方に届いたら嬉しい」

 という自然な気持ちで、お客様と向き合うことができるのです。

 


 自分を満たすことは、自分だけを大切にすることではなく、まわりの人へいいものを届けるための土台にもなります。

 


 経営者自身の状態は、商品や発信、お客様やスタッフとの関わり方にもあらわれます。

だからこそ、経営を整えたいときには、自分自身の状態にも目を向けてみてください。


 

 

・感謝しながら、次の未来へ進む

 

 

「感謝の力」はとても大きなものです。

 このときのポイントは、しあわせになったら感謝するのではなく、いまあるものに感謝することです。

 


 お客様がいる。

 仕事がある。

 一緒に働いてくれる人がいる。

 応援してくれる人がいる。

 


 もちろん、感謝したら現状に満足して、成長を止めるという意味ではありません。

 


 改善するところは改善する。

 目標も持つ。

 大きな挑戦もする。

 そのうえで、現在あるものまで否定しないことです。

 


 いまあるものに気づき、感謝しながら、次の未来を目指していく、その積み重ねが「しあわせ」の土台を育てていきます。

 


 内側のしあわせと、外側の成功。

 どちらも大切にしながら進むことが、長く心地よく事業を続ける力になります。

 



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