●仕事が広がる人の「習慣」とは?
- 大沢清文

- 1 日前
- 読了時間: 5分
・ 口コミやコラボが途切れない人は何が違うのでしょうか?
もし、営業をし続けなくても、人が自然に紹介してくれる関係が広がっていくとしたら、経営者にとっては理想ですよね。
事業を長く続けていると、「営業をがんばらなくても仕事が広がる人」がいることに気づきます。
一方で、努力しているのになかなか紹介が増えない人もいます。
わたしは年商1億円規模の経営者のコンサルティングを行っていますが、口コミやコラボが自然に広がる人には共通した特徴があります。
それは、営業のうまさでもSNSのテクニックでもありません。
仕事の広がり方を決めているのは、日頃の人との関わり方です。
口コミやコラボが途切れない人は、共通した「与える習慣」を持っています。
今回は、経営の現場で見てきた経験をもとに、口コミやコラボが自然に広がる人の習慣についてお話ししましょう。
・ コラボは自分を売る場ではなく相手の価値を広げる場です
コラボと聞くと、「お互いの商品を紹介する場」と考える人が大勢います。
しかし長く事業を続けている経営者は、コラボの意味を少し違う形で理解しています。
それは、コラボは、自分の商品を売る場ではなく、「相手の価値を広げる場」だととらえていることです。
信頼されるコラボは、まず相手の価値を広げる姿勢から始まるのです。
よく「コラボを行ったのに広がらなかった」という声も聞きますが、話を聞くと、自分のサービスの説明が中心になっているケースが少なくありません。
信頼関係が生まれるコラボでは、最初に相手の魅力を紹介することを大切にしましょう。
相手の価値を広げようとする姿勢が、結果として自分の仕事にもつながっていくのです。
・ 口コミが広がる人は紹介の順番を間違えません
口コミが自然に生まれる人には、共通の習慣があります。
それは、「自分を紹介してほしい」と先にお願いしないことです。
先ほどお話ししたように、口コミが広がる人は、まず自分が相手を紹介するという順番を守っています。
相手の価値や魅力を伝え、仕事が広がるように徹底的に行動しているのです。
この姿勢を続けていると、相手は自然と「今度はこちらも紹介したい」と感じるようになります。
そこで、口コミが生まれるのです。
このように、口コミはお願いして増えるものではなく、「紹介したい」と思ってもらえたときに生まれるものなのです。
この順番を大切にする人ほど、口コミは自然に広がります。
・ 与える習慣が信頼の循環をつくります
経営の世界では、「ギブアンドテイク」という言葉がよく使われます。
でも、実際に長く事業が続いている人の行動を見ると、最初に与えることを大切にしています。
先に与える習慣が、人との信頼関係を育てるのです。
イベントで登壇するときに、共演者の魅力を丁寧に紹介する人がいます。
仲間のサービスを積極的に広める人もいます。
このように相手を応援する姿勢は、かならず周囲に伝わります。
応援する行動が積み重なると、応援の輪が広がっていくのです。
応援する人が応援される。
これは、事業を続けるうえでとても大切な原理なのです。
・ 売り込みをすると関係性は長続きしません
事業が長く続く人には、もうひとつ特徴があります。
それは売り込みをしないことです。
コラボの場で自分を売ろうとすると、協力関係ではなく営業の場になってしまいます。
事業が長く続く人は、信頼を大切にしているものです。
自分の話ばかりしてしまうと、相手は競争のような感覚を持ちます。
一方、相手の価値を紹介することに力を使う人は信頼されます。
その結果、相手のほうから紹介が生まれるようになるのです。
信頼が中心にある関係づくりが、長く続く事業の土台なのです。
・ 応援する文化がある場所には人が集まります
経営者のコミュニティを見ていると、長く続く場所には共通する雰囲気があります。
それは応援する文化です。
応援し合う文化がある場所では、口コミやコラボが自然に広がります。
メンバー同士が紹介し合い、成功を喜び合い、困った人がいれば手を差し伸べていくのです。
そのような環境では、自然と信頼が積み重なり、輪が広がっていくのです。
反対に、売り込みだけの関係では長く続きません。
利益だけを優先すると、信頼関係が生まれないからです。
事業を続けるうえでは、スキルと同じくらいこの「応援し合う文化」が大切になります。
・ 口コミもコラボも与える習慣から始まります
ここまでお話ししてきたように、口コミやコラボが自然に広がる人の共通点は、「自分を先に売ろうとしない姿勢」です。
まず相手を応援することが、信頼と紹介を生みます。
もちろん、マーケティングや営業スキルも大切です。
でも、最終的に人が応援するのは、「人」そのものなのです。
自然に仕事が広がる関係をつくりたいときは、まず、まわりの人を応援するところから始めてみてください。




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