●1億円規模の経営者が「ひとりでがんばらない」しくみ
- 大沢清文

- 2月2日
- 読了時間: 4分
・次のステージに進むために「チーム」の土台をつくる
「もっと余裕を持って経営したい」
「売上だけでなく、人も育つ形にしていきたい」
「自分ひとりが頑張り続ける経営から卒業したい」
こうした前向きな想いを持つ経営者の方は、年々増えていると感じます。
実際、売上を伸ばし、人が育つ組織をつくるには、「ひとりで完成させる経営」から「チームで成長する経営」へと発想を切り替えていく必要があります。
このコラムでは、次のステージに進むためにどうしたらいいのか「チームづくり」に焦点を当ててお話ししていきましょう。
・外注がうまくいかないケースとは?
チームづくりのひとつには、「外注」という方法があります。
外注と聞くと「プロフェッショナルを探すもの」だと思っている人も多いかもしれません。
でも、LPならLPのプロ、マーケティングならマーケティングのプロへ丸ごとお願いしようとすると、費用は高額になりがちです。
LP1件につき50万円という価格も、決して珍しくありません。
さらに、すべてをお任せにした結果、内容が思ったものと違って修正が重なり、結局こちらの負担が増えてしまうケースもあります。
「プロに任せたはずなのに、なぜか自分の仕事が減らない」
という状態は、決して珍しくないのです。
・「分業」するといいご縁が見つかりやすくなる
大切なのは、仕事は「塊」のままでは人に任せられないということです。
たとえば、LPひとつを見ても、中身はいくつもの工程に分かれています。
・画像制作
・文章作成
・構成設計
・ヘッダー制作
・申込み導線の整備
すべてを網羅したプロはごく少数ですが、こうして分解していくと、「画像だけが得意な人」「文章だけが得意な人」だけなら、得意だという人は少なくありません。
コミュニティのなかにも、そうした得意分野を持った方はかならずいるはずです。
このように、仕事を細かく切り分けることで、任せられる人のご縁は、一気に増えていくのです。
・オンラインは分業制に向いている
分業制がもっとも力を発揮するのが、オンラインの世界です。
わたしは講師業においても、最初から分業制を前提に設計しています。
たとえば、講師育成セミナーを受講しても、いきなりできるようになる人はごくわずかです。
講師業をするには、セールスも集客も必要になるので、最初からひとりで全部を担うのは、現実的ではありません。
だからこそ、まずはチームで動けるしくみをつくりましょう。
たとえば、わたしの場合は6人チームをつくり、役割を完全に分けてしまいます。
1日目のメイン講師はわたし、サブ講師はAさん、テキストのこのページ担当はBさん、Zoom運営はCさん、司会はDさん。
2日目のメイン講師はEさん、サブ講師はわたし…。
このように分担すると、全員が無理なく関わりながら、講師デビューをすることができるのです。
こうした柔軟な分業制が可能になるのは、オンラインの大きなメリットです。
・分業制は「雇う前」のお試し期間になる
分業制には、もうひとつ大きなメリットがあります。
それは、「雇用」という形をとらないという点です。
チームで一定期間一緒に動いてみて、「お互いに無理がない」と判断してから雇用に進めば、ミスマッチも起こりません。
分業制は、経営者にとっても、関わるパートナー側にとっても、安心感のある関係性をつくる方法なのです。
・チームづくりには順番がある
チームづくりでもっとも重要なのは、まず、経営者自身の軸をしっかり整えることです。
・何のためにこの事業をやるのか(ミッション)
・どんな状態を目指しているのか(ビジョン)
・いつまでに何を達成したいのか(ゴール)
これが曖昧なまま人を集めると、チームは長続きしません。
まずは自分のなかの方向性をはっきりさせ、そのうえで、必要な役割から少しずつ人を増やしていきましょう。
いきなり大人数を集めないことが、チームづくりを成功させる秘訣なのです。
・分業は1億円経営の土台になる
1億円規模の経営は、個人の能力だけで到達できるものではありません。
誰と、どの役割で、どう進むか、その設計が重要です。
・全部を抱え込むのではなく、任せる
・プロをひとり探すのではなく、仕事を複数人で分ける
・まずはお試しで一緒に仕事をする
このように仕事を分けることで、人が育ち、信頼関係が生まれ、経営者の時間と視野に余白が生まれます。
その余白こそが、1億円規模の経営に必要な「考える時間」「設計する時間」になるのです。
このしくみが、1億円規模の経営を支える確かな土台になっていきます。
分業でお互いに心地よく働ける環境を整え、チーム全体で、次のステージへ進んでいきましょう。




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