・いつも集客に追われていませんか?
「なかなか集客ができない」
「いつも集客に追われている…」
このような声はよく耳にしますが、あなたは、どのような方法で集客していますか?
集客には、まず顧客リストを集めることが欠かせません。
さまざまな方法がありますが、とくに効果的なのはメルマガです。
なかには、メルマガ自体を理解していない人や、そもそもリストをとる概念がない人もいるようですが、メルマガを取り入れていない人の年収は100万円以下という共通点があるほど、ビジネスでは重要なポイントです。
昔、テレビのCMで「芸能人は歯が命」というフレーズがありましたが、わたしは「サロンはカルテが命」「経営者はリストが命」とお伝えしています。
わたし自身、エステサロンを始めたときは、江戸時代の商人のように、火事になった際にはかならずカルテ(顧客台帳)だけは持って行くと決めていました。
たとえサロンのベッドや現金がなくなっても、カルテさえあれば、どこかの貸事務所で、「いまはここにいます。オープンのときを待っていてください」とお客様にご案内することができるからです。
売上はなくなっても取り戻せますが、リストは、なくなったらどうにもなりません。
それほど、リストは集客には大切なものですし、リストを集めるメルマガもビジネスには欠かせないツールなのです。
・お客様のメールアドレスは、かならず顧客リストに入れましょう
以前、ミクシィが主流だった頃、わたしはミクシィだけでお客様を集めていました。
ところが、ミクシィのサービスが突然止められてしまい、お客様とのつながりがなくなってしまったのです。
リストを残していなかったために非常に困った経験をしたことから、かならずリストを保管するようにしています。
近年多く使われているLINEなどの、連絡ツールでも注意したほうがよいでしょう。
わたし自身は、お客様との連絡にメールとメッセンジャーを使用していますが、最低2つのツールで連絡がとれるようにしておくのがおすすめです。
とくに、お客様の顧客情報をいただく際は、LINEやメッセンジャーだけでなく、かならずメールアドレスも保存しましょう。
それは、お客様から入金していただくときに、メールアドレスとクレジットカード情報が必要になるためです。
こちらから重要な内容を送るときも、SNSではなく、メールに添付するのがよいでしょう。
・LINEとメールには、お客様との距離感に違いがある
お客様と連絡をとるツールには、それぞれの特徴があります。
ぜひ、特徴に合わせた使い方をしましょう。
・メール
→家のポストにメッセージが届くようなイメージ
・LINE
→ポケットにメッセージが入るような感覚
LINEはポケットへ送る感覚ですから、容量が小さく、短文しか送れません。
開封率はいいのですが、あまり送るとうるさく感じられやすく、マイナスの印象になってしまうこともあります。
一方、メールはポストに手紙を入れるような感覚のため、長文を送ることができます。教育ツールとして活用できる点も、長文を送ることができるメールの利点でしょう。
このように、連絡ツールによって、お客様との距離感が変わるため、それぞれの違いを知って、上手に活用してください。
・相手に「3つの行動」を起こさせるメールを活用しましょう
メールは、お客様が「3つの行動」をしやすいため、営業ツールとしてとても有効です。
【お客様の3つの行動】
①お客様自身が「申し込みます」と意思表示を送信できること
②読んだお客様がスルーできること
③嫌になったら解除できること
メッセンジャーは、相手に既読がわかるため、連絡をスルーすることは、送ったほうも送られたほうもイヤな気持ちになります。
その点メールは、YESかNOか、どちらでもないかも選択できるのです。
感覚的にこの差を感じている人も多いかもしれませんが、昨今はメールのメリットを改めて語る人もいないので、ぜひ意識的に活用していきましょう。
・「顧客リスト」が集められるとサービス提供に集中できるようになる
メールを使った連絡ツールのなかで、とくにおすすめしたいのが、リザストです。
それは、メールでは「何通送って何通開封された」という数字しかわからないのに対し、リザストの場合、名前の一覧から誰が開封したかまで把握することが可能だからです。
多くの人がメールをやめてしまうのは、誰が反応しているかわからないことも大きな理由ではないでしょうか。
その点でも、わたしは最初に名前を伺い顧客リストがとれるリザストに、大きなメリットを感じています。
リザストは、メールアドレスのほかに名前や紹介者まで入れる必要があるため、クリック率が下がり登録が減ってしまうのですが、最初に顧客リストを集めることができるのでおすすめです。
リストが集まり、上手にアプローチができる関係性を築けると、集客に追われることがなくなり、サービスに力を注げるようになります。
リストを集め、お客様と信頼関係をつくりながら、ビジネスを拡大していきましょう。
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