・独自の地位を築こう
あなたは、独自の立ち位置を突き詰めていますか?
ビジネスでは、最初にポジションをとることが重要だといわれています。
「新しいことには二の足を踏んでしまう…」
「人気のあるものを取り入れたい」
という人は、ポジションを獲得するチャンスを逃しているかもしれません。
現代は、さまざまなサービスがあふれています。
だからこそ、オンリーワンの地位を築くことが必要なのです。
たとえばわたしの場合、「佐賀県でめずらしい男性エステティシャン」というオンリーワンのポジションを得ることで、ビジネスが伸びていきました。
もちろん、エステに限らずどんなことでもかまいません。
あなたも、自分の個性と専門性を高めて、オンリーワンのポジションを獲得しましょう。
・誰も手をつけていないところにニーズがある
『アフリカと靴』というお話をご存じでしょうか。
ふたりの営業マンがアフリカで靴を売ることになり、現地へ調査に行きました。
「アフリカでは靴を履いている人がいないから、売れるはずがありません」
とひとりは言います。
そして、もうひとりは
「絶対に売れます! 誰も靴を履いていないので、たくさんの人が買ってくれるはずです」
と言って靴を売りました。
そして、靴を売った営業マンのビジネスは大成功し、社長になったそうです。
このお話には、ビジネスの大きなヒントが隠されています。
「誰も手をつけていないジャンル」で「ニーズがあることをする」人は、うまくいくということです。
新たな一歩を踏み出すには、勇気も必要です。
まだ誰もしていない分野で、お客さまのニーズがあることを見つけることができれば、自然とオンリーワンのポジションを得ることができますよ。
・戦う場所を間違えていませんか?
ビジネスでは、戦う場所を見極めることも欠かせません。
それは、せっかく素晴らしい技術や商品を持っていても、強豪がいるところでは埋もれてしまうからです。
これまで、レッドオーシャンでうまくいかずに悩んでいる方たちを、何度も目にしてきました。
あなたが美しい経営をしたいのであれば、強豪が多いところで戦わないようにしましょう。
わたしは中学生の頃、ハンドボールの国体選手でした。
でも、これにはわかりやすい理由があります。
当時、佐賀県にはハンドボールチームが4チームしかありませんでした。
そのため、たとえ弱小チームでも、たった2回勝てば優勝して国体選手になれたのです。
一方、もともと打ち込んでいた野球は強豪チームが多いため、どんなに練習を重ねても県内ベスト8止まりでした。
じつは、ビジネスでもまったく同じことが起きているのです。
競争相手がいないところでは、誰でも簡単にポジションをとることができます。
ぜひ、ライバルのいないところを探して、自分だけのポジションを確立していきましょう。
・みんなと違うことは宝物になる
日本人は、まわりと同じであることに、安心する特性を持ち合わせています。
でも、ビジネスは人と同じことをしていてもうまくいきません。
誰もいないオンリーワンのポジションをとりたいなら、周囲と違うことを恐れないことが大切です。
わたしは、元々人と同じことをするのが好きではない性格でした。
だからこそ、学校でマイナーなハンドボール部に入り、国体選手になることができたのかもしれません。
そして、
「みんなが就職するなら、わたしは進学する」
と言って大学に入学しました。
その後も、当時男性がビジネスにしていないカラーセラピーやエステなどを、どんどん取り入れていきました。
現在では当たり前のように使用されているオンラインツール(ZOOM)も、まだ誰も取り入れていなかった頃から積極的に導入し、そのおかげで、オンラインビジネスにおいて、いち早く独自のポジションを獲得できました。
人と違うことは決して怖いことではなく、あなたの宝物になり得ます。
わたし自身、
「そんなことをしても、時間の無駄だ」
「うまくいくはずがない」
と最初は周囲から反対されてきました。
でも、やってみなければ結果はわからないと思いませんか?
わたしは、チャレンジしてみたからこそ、現在のオンリーワンのポジション獲得につながっています。
競争相手のいないポジションをとることで、ビジネスはぐっと成功しやすくなるのです。
あなたも勇気を出して、自分だけのポジションを探してみませんか。
踏み出した一歩が、誰にも似ていない美しい花を咲かせることになるでしょう。
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