top of page

●お金と美しい関係性を築けていますか?

執筆者の写真: 大沢清文大沢清文

お金に恵まれる人は人を大切にしている

 

 

 あなたは、「お金に恵まれている!」と感じられていますか?

 

 

 お金に恵まれる人には、ある共通点があります。

 それは、高い知性や特別なスキルがあることでも、強力な人脈があることでもありません

人を大切にできることです

 


 人を大切にできる人は、常に相手に関心を持ち、細やかな観察力で相手の変化に気づくことができます。

 だからこそ、相手の些細な変化にも気づけて、困っている人に進んで手を差し伸べられるのです。

 


 この積み重ねられた「徳」が、やがてお金という形で返ってきます。

 つまり、お金は人に喜んでもらえたという「証」なのです。

 

 

・「稼ぎ方」より「美しい使い方」を考えましょう

 

 

 お金を稼ぐことに抵抗がある人は、お金に対するネガティブな思い込みを持っている可能性があります。

 たとえば、「お金=権力・欲・汚いもの」といった固定観念が、思い込みの原因かもしれません。

 


 では、どうすればお金に対するネガティブなイメージを克服できるのでしょうか?

 


 それは、稼いだお金をどのように使うか、具体的にイメージすることです。

 お金はどう稼ぐかではなく、どう使うかのほうが大切なのです

 


 たとえば、

「お世話になっている人に、定期的に食事をごちそうする」

「家族で年に4回は旅行に行きたい」

「子どもに十分な教育を受けさせてあげたい」

 など、お金を使う具体的なシーンを想像してみましょう。

 


 イメージをリストにして書き出してみると、きっと、「こんなことができたらしあわせだな」と思えるものばかりになるはずです。

 


 そのリストを見れば、あなたのお金の使い方に、権力や欲、汚い目的は一切ないことに気づけるのではないでしょうか。

 お金は、稼ぐことよりそのあとが大切です。

 美しく稼ぎ、美しく使いましょう。

 

 

・お金の話を楽しくできていますか?

 

 

 あなたは、お金を美しいものだと感じていますか?

 お金の話をすることをためらってはいませんか?

 


 わたしはよく、「またお金の話?」とからかわれます。

 でも、わたしにとってお金の話題はごく普通のことなのです。

 お金について話すことを、「恥ずかしい」「よくない」と感じるメンタルブロックを解き放ちましょう。

 


 わたしは、子どもたちにもお金を大好きになってもらえるように、子どもたちに報酬があったときには、

「お金をいただき感謝だね」

 と家族で現金を1枚1枚数えてお金に感謝する習慣をつくっていました。

 


 お金は本来、美しいものです。

 お金の話を楽しいと思えるようになれば、ビジネスももっと楽しくなるはずです

 

 

・お金に好かれる人は「お金=愛、感謝、喜び」と知っている

 

 

 お金は、わたしたちの感情を映し出す鏡のようなものです。

「お金=愛、感謝、喜び」と理解している人ほど、お金に好かれていきます

 


 お金は、受け取るときだけでなく、支払うときの気持ちもポイントです。

 たとえば、ほしい新商品を買いに行くとき、わたしは子どものようにウキウキしてお店に向かいます。

「やっと買える! 嬉しい!」と、買う喜びを感じるのです。

 


 これは、お客さまに商品を買っていただいたときも同じです。

「やっとここまで来た!」と、買っていただける達成感と喜びがわき上がってきます。

 


 お金を支払うときも、商品やサービスを受け取るときも、同じように喜びを感じられるようになれば、ビジネスはますます成功していきますよ。

 

 

・お金をいただくときに恐怖や罪悪感を感じていませんか?

 

 

 旅行に行くとき、嬉しさだけでなく「お金がなくなってしまう」と不安を感じたことはありませんか?

 


 お客さまからお金をいただく際も、

「自分なんかがお金をいただいていいのか…」

「仕事がうまくいっていないから、お金をあまりいただけない…」

 というように、喜びとは真逆の感情を持ってしまう人がいます。

 


 お金を十分に稼げない人は、こうした恐怖や罪悪感にとらわれているのかもしれません。

 商品を売る際にも「どう思われるだろう…」と不安になり、売ること自体が苦痛になることもあります。

 その結果、お金を素直に受け取れなくなってしまうのです。

 


 自分でも気づかないうちに、恐怖や罪悪感に支配されていないか、一度、自分のお金に対する感情を振り返ってみてください

 

 

・お金はなくなるものではなく、まわってくるもの!

 

 

「お金はなくなるもの」と思っている人は、潜在的に「お客さまは逃げるものだ」と感じています。

 そのため、無意識のうちに「逃がしてはならない」と必死になってしまうのです。

 


 一方、「お金はまわってくるもの」と信じている人は、お客さまに

「どうぞ、ゆっくり決めてくださいね」

 と余裕を持って接することができます。

 


 お客さまがどちらから買いたいと思うかは、一目瞭然ですね。

 このように、「お金は逃げる」という思い込みが、お金の循環を妨げているのです。

 意識を変えない限り、いつまでもお金を追いかけ続けてしまいます。

 


 でも、「お金はまわってくるもの」と心から信じ、感謝の気持ちで接すれば、お金は自然と循環し、増えていきますよ

 


 繰り返しますが、「お金は美しいもの」です。

 お金に対する想いを見直して、お金とよりよい関係性を築いていきましょう。




 

Comments


bottom of page