・学びのスタイルを自由に変えていきましょう
あなたが、いままでいた「学びの場」の最たる場所といえば、学校ですよね。
学校に入学したあと、小学校は6年間、中学校は3年間、高校は3年間、大学は4年間、
「その期間は通うもの」
と何の疑いも持たずに通っていたのではないでしょうか?
「中学を卒業したら、高校に行く。高校を卒業したら大学に行くのが当たり前」
と思っている人も多いかもしれません。
それなのに、講座ビジネスの場合は、卒業後の進路が決まっていません。
自分から講座を短期で終える内容に設定して、
「短期間で成果を出す講座が素晴らしい講座だ」
と競い合っています。
「一瞬で○○」
「たった5分を1ヵ月続けるだけで○○」
といった「効率」を売りにする講座も多く流行っていましたよね。
ところが、コロナをきっかけに、ビジネススタイルは大きく変化しました。
新しい学びのスタイルも必然的に、大きく変わってきています。
これからは、「講座」だけで完結するのではなく、オンラインで「実践する場」+「継続するしくみ」を実現していきませんか?
●オンラインビジネスのステップは、子育てと似ている
「オンラインビジネスは女性に合っている」
とわたしはよくお伝えしています。
それは、オンラインビジネスが「子育ての流れ」ととても似ているからです。
子育ての場合、子どもは、まず自分が母親から「してもらう喜び」を受け取ります。
その次は、「自分でできるようになる喜び」を感じるようになります。
そして、今度は「自分が子どもに教えるという喜び」になっていくのです。
ステップとしては、「知る」→「できる」→「教える」ですね。
これは、オンラインの場合もまったく同じなのです。
まずは、自分が「知る」ことからはじまります。
いろいろな人から教えてもらいましょう。
そうしていくうちに、やがて「できる」ようになっていきます。
パソコンの操作やオンラインでの仕事ができるようになると、まわりから
「ここがわからないから教えてほしい」
とお願いされるようになります。
いきなり講師になって「教える」に行くのはハードルが高いので、
「学ぶ」→「できる」→「教える」
という3ステップで進んでいきましょう。
・無料でスタートできるオンラインビジネスは、失敗するリスクが少ない
せっかく学ぶのなら、人に教えられるところまで、一緒に目指してみませんか?
人に教えることで、自分の学びもより深まっていくでしょう。
オンラインであれば、会場を借りる必要もないので、金額の負担もなく行うことができます。
失敗したときのリスクが少ないからこそ、安心して練習から始められるところも、オンラインのいいところです。
なかには、いまの仕事をしながら、並行して始める人もいます。
でも、昔はこんな環境はありませんでした。
わたしがリアルの店舗を出していたときは、1店舗あたり300〜2000万円をかけていたので、
「絶対に失敗ができない」
という状況です。
ですから、オープン前から、ビジネス設計も完璧に仕上げている必要があったのです。
これほどリスクが高いと、誰でも気軽にはチャレンジできませんよね。
一方、オンラインは基本的に、自分も相手もお金をかけずにスタートできるので、
「投資を回収しよう」
というプレッシャーもありません。
失敗するリスクが少ないので、安心して、どんどん新しいチャレンジしていきましょう。
・講座ビジネスとは「一緒に実践する場」と「継続するしくみ」を提供するもの
たとえば、ダイエットの講座には、いい内容のものがたくさんあります。
それでも、痩せる人がなかなかいないのは、まず、それを実践する場がなく、結局日々生徒さんがひとりで取り組まなければいけないからです。
そして、楽しく継続するしくみもないので、三日坊主になってしまい、結果が出ないのです…。
講座は、ただ教える場ではありません。
生徒さんが
「ここでわたしは、なりたい姿、理想の姿になれそうだ」
と、実感できるようにしていきましょう。
そのためには、実際に身体を動かし、「やってみる」という実践の「場」を提供することが大切です。
講座で「やってみた」ことを、自宅や会社でも、実際にできるようにしてあげましょう。
そのために欠かせないものが、「やってみた」ことを仲間と話し合う「シェア」の場、コミュニティなのです。
・ステップアップするたびに、学びもしあわせも増えていく
女性は、子育てをしていくために、自分が子どもの立場として「学ぶこと」、親の立場として「育てる(教える)こと」に長けているという特徴を持っています。
だからこそ、多くの女性は、学んだことを人に伝えること、人を育てるということに向いているのです。
「知らない」→「知っている」→「やってみる」→「できる」
というステップで考えていくと、人生もビジネスもうまくいくでしょう。
そして、ビジネスの場合、最後の「できる」を実践する場所にあたるのがコミュニティです。
生徒さん同士が学び合えるための場をつくることで、「短期の学び場」ではなく継続できる居場所にすることができます。
せっかく学ぶのであれば、生まれ持っている長所を生かして、「教える」というところを目指してみましょう。
そして、その人たちと長く一緒に学べるコミュニティをつくれたら素敵だと思いませんか?
徐々にステップアップをするうちに、学びがどんどん深くなっていき、人生も、もっと豊かで、もっと楽しいものになっていくはずですよ。
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