・「時間」・「人」・「お金」の3つを、順番に満たしましょう
「とにかく時間がない!」
多くの経営者から、こういった相談を伺います。
あなたも、時間に追われているひとりかもしれませんね。
ビジネスには、「時間」・「人」・「お金」という、3つの要素が欠かせません。
「人」…仲間を集め、組織やコミュニティをつくりましょう。
「時間」…動ける時間をつくりましょう。
「お金」…お客さまに喜んでいただいて、お金を稼ぐことができると、お金持ちになれます。
3つとも重要ですが、わたしはとくに、
「時間持ちになりましょう」
とお伝えしています。
お金を稼ぐには、そのための時間が必要ですし、その方法を一緒に進めてくれる仲間も欠かせません。
つまり、時間があり人がいて、はじめてお金も手に入るのです。
逆に、最初にお金持ちを目指そうとすると、
「時間がない」
「人(お客さま・スタッフ)がいない」
という壁にぶつかって、うまくいかなくなってしまいます。
お金持ちの人、主婦、経営者…すべての人に平等に与えられているものが、「1日24時間、1年365日」という時間です。
キレイデザイン学では、「人生は時間である」と考え、時間の法則を「運気」としてわかりやすくお伝えしています。
時間の使い方次第で、運を味方につけ、人生をガラッと変えることができますよ。
・限られた経営者自身とスタッフの時間を有効に使いましょう
時間は誰にとっても有限ですから、どの時間に何をするのかが重要です。
個人で考えると、時間は1日24時間しかありません。
でも経営者の場合、10人の組織なら単純に240時間という時間があることになります。
経営者は、時間を有効に使ってお金を稼ぎ、全員に分配することが大切です。
経営を始めたばかりなら、「あれもこれもしなくては!」と時間を使うことも必要かもしれません。
でも、そのあと経営を安定させ、拡大するのであれば、「引き算」が必要になってきます。
まず一番大事なのは、経営者が「自分の時間」を確保することです。
そのために、人に任せられること、お願いできることは「引き算」していきましょう。
「お客さまのためだから」
「みんなもがんばってくれているから」
といって、自分の時間を削っている経営者さんは大勢います。
でも、そうではなく、経営者こそ自分がやるべき経営のことに集中することが重要なのです。
わたしの場合は、ビジネスの設計が主な仕事です。
その設計に集中できるように、協会の事務局やビジネスパートナーさんにそれ以外のことをお願いしています。
自分の時給を計算して、把握することもポイントです。
そうすると、その1時間で何をすればいいか、やるべきことが明確になりますよ。
・経営者がやるべき3つのこと
経営者の仕事をシンプルに考えると、やるべきことは3つです。
1 未来(目標)を決めること
2 年間計画を立てること
3 前年の同じ月と比較すること
年間計画といっても、1月にお正月、2月にバレンタイン、12月にクリスマスというように、年間行事は毎年変わりません。
そのため、仕事の場合はとくに、一番最初に未来を決めて、前年のものを参考にアレンジし、効率よくブラッシュアップすることが得策です。
多くの人は「先月と比べる」という発想になりがちですが、経営者は「年」で考えていくクセをつけていくことが大切ですよ。
・年間スケジュールは大事なものから入れていく
人生は「時間」でできています。
そのため、しあわせな人生を生きるには、限られた「時間」のなかに、何を入れるのかが重要です。
スティーブン・R・コヴィーは、重要事項を優先することを「大きな石」にたとえて紹介しています。(参考『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』キングベアー出版)
コップのなかに小さな石を先に入れてしまうと、あとから大きな石は入りません。
大きな石がきちんと入るように、先に大きいものからコップのなかに入れ、そのあと大きな石の隙間に小さな石を入れましょう。
もしも、小さな石が残ってしまったとしても、それはあまり大事なものではないので問題ありません。
ご紹介した例は石でしたが、時間の使い方も同じです。
スケジュールを立てるときには、「大事なものから先に入れる」ことを大切にしましょう。
わたしの場合を例にすると、「大きな石」にあたるものは3つあります。
1 自分のやりたいこと
2 本命商品
3 会員制ビジネス(サブスク)
この3つを優先して入れてから、集客やほかの細かなサービスの予定を入れていくのです。
以前のわたしは、お金の優先順位が1位だったので、お金を稼ぐことばかりしていました。
でも現在は、旅行をすることを大切にしているので、その時間を先にしっかりスケジュールに入れて、年間計画を立てています。
年間のスケージュールを先に考えておくことで、ビジネスもプライベートも充実し、人生の満足度が上がりました。
ぜひ、あなたも、自分に当てはめて年間計画を考えてみてくださいね。
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