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執筆者の写真大沢清文

●「ゴール」を明確にしていますか?

・3年後の未来を思い描きましょう



 あなたは、3年後どうなりたいか考えていますか?



 経営者・起業家・専門家・個人事業主・雇用者などの働き方のタイプによっても、目指すゴールは変わっていきます。

 


 5つの働き方については、こちらのコラムもぜひ参考にしてみてください。



 たとえば、具体的な数字で目標を立てるとすると、各タイプごとに次のようなイメージになります。



・経営者までいきたい人は、1億円以上

・起業家にいきたい人は、年商1000万円・3000万円・5000万円以上

・専門家は、年商300万円以上

・個人事業主は、月商30万円以上

・雇用者にあたる人は、平均給与40万円くらい



 まずは、この数字を達成することを目指してみるのもおすすめです。



・「投資」と「投資回収」を念頭に目標を立てる



 目標を達成するためには、自己投資が欠かせません。

 その際には、「投資回収」という概念も持っておきましょう。



 「投資回収」とは、たとえば50万円投資したら、3人に売って150万円を回収しようといった発想です。

 壁を越えていくには、有益な講座で学ぶことなど、自己投資をして壁を越えていくには覚悟が必要ですが、投資をする際には、投資回収までしっかり考えておくことも重要なのです。

 この「投資回収」の概念がある人が、経営者タイプになれる人でしょう。



・経営者は、会社の最後まで考えておきましょう


 

 また、ビジネスでは「ゴール」まで考えておくことも欠かせません。



 ここでいう「ゴール」も、働き方のタイプによって変わります。

 たとえば、

・経営者は、会社をどうするか?

・起業家は、どこまで売り上げるか?

・専門家は、どうしたら集客ができるか?

・個人事業主は、何に絞るか?

・雇用者は、どうしたら会社が発展するか?

 というポイントを意識して、ビジネスのゴールを考えてみてください。



 とくに経営者は、会社やお店を継承していかなければいけないので、誰に継承するのか・廃業するのかも含めた「会社のゴール」を考えましょう。


 わたしがサロンを始めた際も、サロンの撤退まで考えてオープンしました。

 リアルサロンの場合、撤退費用が一番かかるので、「最後に会社やお店をどうするのか」を決めてから始めることがとても大切なのです。



・「お金」よりも人とのつながりが大切になる



 仕事として、お金の計算はなくてはならないものです。



 でも、これからの時代は「お金」ばかりではなく、「時間」や「仲間」を持つことを心がけるほうが、結果的にお金も持てるようになっていくでしょう



 時間のゆとりができると、いろいろなことができるようになりますし、仲間がいれば、活動の幅も広がります。

 そして、時間や仲間を手に入れることができると、結果的にお金も入ってくるのです。



 たとえば、いままでの講座ビジネスの問題点は、「講座が終わると受講生が卒業してしまい、常に新規集客に追われてしまう」というところでした。

 でもそれは、講座主催者が自分で「講座の終了=卒業」というゴール設定をしていたからです。



「講座に来てもらう」

ことをゴールにするのではなく、コミュニティという継続的な関係で月額課金につなげるような流れをつくりましょう。


「コミュニティに入ってもらうために講座を受けてもらう」

というように、ゴール設定を変更すると、「時間」「仲間」「お金」がどんどん増えていきますよ。



 とくに近年では、オンラインのコミュニティで「時間・仲間・お金」の3つが手に入りやすくなり、働く方のステージも変えやすくなってきています。



・仲間が集まるコミュニティをつくりましょう



 いままでの講座は、受講して「できる」ようになった受講生を卒業させていましたが、コミュニティでは、「できる」ようになったあとの世界を見せるしくみが大切です。



 これは、スポーツや武道の世界では、よく知られている学習スタイルです。



 たとえば、テニススクールに通うと、サーブのやり方を習います。

 でも、サーブの打ち方はネットや本で学べるものの、実際に打ってみるとうまく相手コートに入りません。

 何度も繰り返し練習をして、ようやく入るようになるのです。

そして、練習の成果が出てくると、もっとうまくなりたいですし、学ぶと実践で試したくなるものでしょう。



 一緒にうまくなっていく仲間がいると、その仲間たちと練習のあとに食事に行ったり、合宿を開いたりするものです。

 そうして、テニスを通じて仲間になった人と、一生涯の付き合いをするようになります。

 このように、学びと実践の繰り返しが、「継続できるビジネスモデル」なのです



 コミュニティについては、『オンライン会員制ビジネスの教科書』や『女性経営者のための オンライン会員制ビジネスの教科書』(共に共著:前田出・大沢清文/Kindle出版)もご参照ください。



「3年後の目標」や「ゴール」を明確にすると、やるべきことがわかり、自然と行動が変わっていきます。

 ぜひ、自分に制限をかけず、理想を思い描いてください。

 そして、自分に合った働き方で、「時間」「仲間」「お金」を豊かにしていきましょう。







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